2024/06/17

高野切ひらがなフォントの制作と配布

Ayati高野切明朝フォント
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2024/06/17

これらのファイルは、Ayati高野切明朝フォントです。

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Ayati高野切明朝フォントは、新たに制作したひらがなフォントであるAyatiHiraSerifと、
ひらがな以外のグリフは源ノ明朝 (Source Han Serif)を改変し補完して制作しました。

ひらがなの手本は、高野切(こうやぎれ)です。
延喜5年(905年)に醍醐天皇の勅命によって紀貫之らが編んだ第一勅撰集である古今和歌集の、
現存最古の写本断簡と言われるものが高野切です。
高野切はひらがなのお手本として、仮名書道で最も尊重されてきた古筆です。
筆は伝紀貫之とされてきましたが、実際現存する高野切は紀貫之でなく三名の筆によるものと
研究され、そのうちの一人は源兼行と推定されています。

高野切を参考に、iPad mini6やPixelなどで簡単に臨書したものを背景画像として
FontForgeでひらがなフォントデータを全く新規に作成しました。
ひらがな、ひらがなに濁点と半濁点を付したグリフをフォントデータとして制作したものが
AyatiHiraSerifです。(高野切には濁点・半濁点はありません)
ひらがなだけではフォントファイルとして使いにくいので、ひらがな以外のグリフは源ノ明朝
(Source Han Serif)を改変してマージしました。

Ayati高野切明朝フォントは以下のフォントを改変して制作しました。
源ノ明朝 (Source Han Serif)
https://source.typekit.com/source-han-serif/jp/

多言語でなく、日本語用をベースとしています。
横棒を太くし、全体に大きくし、半濁点を大きくし、数字のゼロに斜め線を入れています。

乱視(倒乱視)に老視(老眼)が加わった状態で液晶画面の細かい文字を読むときの
視認性を重視して、自分用に改変したものです。
明朝体フォントは横棒が不当に細く感じていますし、UD明朝や教科書体は縦棒横棒の
太さを同一にしすぎ、ボールド体は太すぎると感じる個人的な好みから変更しています。
数字のゼロに斜線を入れたり半濁点を大きくしたのはお約束です。

自分用として、ひらがなの気分を変えたいときにSerifフォントとして使っています。

 

以下のライセンスに従い、無料でダウンロードし無料で利用できます。

https://www.ayati.com/font/AyatiKoyagireSerif20240617.zip

 

ライセンス
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2024/06/17

「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」によるライセンスです。

同梱の
LICENSE.txt
の通りです。

この日本語訳は、以下から参照することができます。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1

AyatiKoyagireSerif-Regular.ttf
のメタデータで改変元フォントの著作権表記を参照できます。

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2024/05/29

明朝体FONTX2フォント各サイズの作成


これらのファイルは、AyatiMax明朝フォントを、
FontX2形式に変換したものです。

AyatiMax明朝フォントは以下のフォントを改変して制作しました。
源ノ明朝 (Source Han Serif)
https://source.typekit.com/source-han-serif/jp/

横棒を太くし、全体に大きくし、半濁点を大きくし、半角用ANK部分に
手を入れ、数字のゼロに斜め線を入れています。
主にFontX2形式にしたときにやや無理やりでも視認性を高めたいという意図です。

8ドット

Amsfx08

11ドット

Amsfx11

14ドット

Amsfx14

16ドット

Amsfx16

19ドット

Amsfx19

24ドット

Amsfx24

 

FontX2形式への変換手順は、
Yoshiki OkaさんのWFONTX.EXE
をねむいさんのぶろくにてWindows10対応した
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=243986
WFONTX64を使わせてもらいました。Windows11で動きます。便利!
https://github.com/nemuisan/WFONTX64
ねむいさん、ありがとうございます。


AMSH08X.FNT  8ドット半角フォント 8x8
AMSH11X.FNT  11ドット半角フォント 8x11
AMSH12X.FNT  12ドット半角フォント 6x12
AMSH14X.FNT  14ドット半角フォント 8x14
AMSH16X.FNT  16ドット半角フォント 8x16
AMSH19X.FNT  19ドット半角フォント 8x19
AMSH24X.FNT  24ドット半角フォント 12x24
AMSH32X.FNT  32ドット半角フォント 16x32
AMSH7X.FNT  7ドット半角フォント 3x7
AMSH8X.FNT  8ドット半角フォント 4x8
AMSZ08X.FNT  8ドット全角フォント 16x8
AMSZ11X.FNT  16ドット全角フォント 16x11
AMSZ12X.FNT  16ドット全角フォント 12x12
AMSZ14X.FNT  14ドット全角フォント 16x14
AMSZ16X.FNT  16ドット全角フォント 16x16
AMSZ19X.FNT  19ドット全角フォント 16x19
AMSZ24X.FNT  24ドット全角フォント 24x24
AMSZ32X.FNT  32ドット全角フォント 32x32
AMSZ7X.FNT  7ドット全角フォント 6x7
AMSZ8X.FNT  8ドット全角フォント 8x8

 

https://www.ayati.com/LX/AMS_fontx2_20240529.zip

以下のライセンスに従い、無料でダウンロードでき、無料で利用できます。

 


ライセンス
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2024/05/29

「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」によるライセンスです。

同梱の
LICENSE.txt
の通りです。

この日本語訳は、以下から参照することができます。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1

同梱のAyatiMaxSerif-Regular20240529.ttf
のメタデータで改変元フォントの著作権表記を参照できます。

 

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2021/10/31

Android12でフォント太字化が標準対応

Android12、Pixel4aなどに入れて、見た目が割と気に入って使っています。

 

Pixel 6 Proの設定をいじっていて気が付いたのですが、Android12ではフォントのボールド化が標準の設定で可能になりました。

Screenshot_20211031161740

 

「テキストと表示」に、テキストを太字にするというスイッチが追加されました。

そもそも「テキストと表示」も「ユーザー補助」の一部をまとめてサブ項目として追加されたものです。

Android12のユーザー補助は、

Screenshot_20211031161723

 

こうなっています。

Android11まではこうでした。

Screenshot_20211031161748

 

話題になっていませんが、公式のAndroid12ハイライトでもきちんと触れられています。

 

むしろ、Pixelでは「スタイルと壁紙」でフォントを変えられたのに、Andorid12ではできなくなったという文句の方が話題になったように記憶しています。

確かにPixelのフォントやアイコンをカスタマイズできる機能は削除されましたけれど、そもそも日本語フォントを変更できない機能だったので、ぼくとしてはがっかり機能だったものです。

 

なお、iOSでは大昔からシステムフォントの「文字を太くする」機能があります。要するにその真似です。

また、iOS13以降ではフォントをインストールするアプリを入れれば、フォントを追加して、PagesやKeynoteでは利用できるようになってきています。システムフォントを変えられるわけではありませんので、大昔からSamsungやシャープ等のAndroid端末でできるようにフォントを色々好きに入れてシステムフォントごとごっそりカスタマイズできるわけではありませんけれど。

 

Android12の「テキストを太字にする」機能は、システムフォント全体が太字になります。

 

Pxl_20211031_071451804

なるほど見やすくなっています。

また、アプリでローカルのフォントを利用して表示しているようなものも色々ありますが、そういったフォントもまるっと太字になります。

たとえば、ついっとぺーんでローカルに保存したアプリ明朝UD.otfを指定して表示しているのですが、これも太字になって見やすくなっています。

 

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視認性が良いこと、好みのフォントを好きに使えることは大事だと思っているので、今回のAndroid12の機能は良いなと思って使っています。

 

 

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2021/04/11

E Ink電子ペーパー物理キーボード付きテキストエディタ機が欲しい

 

 

Pxl_20210410_055202997 

E Inkの電子ペーパー技術 は、今もKindle Voyage、Kobo Clara HDなどで堪能しています。2年前にMobiScribeが届いて、電子書籍リーダー以外の使い道も、アクションゲームのような画面書き換えの激しいものでなければ、使えそうに感じました。
MobiScribeは手書きメモ用でしたけれど、自分の手書き文字の汚さから、キーボードでテキストエディタに打つ方が気持ち良いと改めて実感しました。

幸い、今はBOOXHisense がE InkのAndroid端末を出しています。MobiScribeもAOSP を元としていますけれど、GMSは入っていません。手許のBOOX Poke3も標準ではGMSは入っていませんけれど、入れることは可能でした。

Playプレテクト認定Androidデバイス ではありませんので、Android 互換性テストに合格していません。マルウェアがプリインストールされていない状態で出荷したことも確認できません。この点に留意した上で、E Ink 電子ペーパー表示によるキーボード付テキストエディタ端末として使う必要があります。

BOOX Poke3の場合、標準の[設定]-[アプリ]画面で、Google Playを有効化のチェックを入れ、その下のGSF登録のインクをたどって端末のIDをGoogleに手動で登録申請 して個別のホワイトリストに入れないとGoogle Playを使えません。作業は一手間二手間程度ですが、カスタムAndroid ROMを搭載するユーザーのための回避策を利用して登録しないと使えないものだと把握しておく必要があります。

 

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無事Google Playが使えるようになったら、ようやくJota+をインストールできます。

今のところ、Androidで日本語を打つためのテキストエディタならJota+一択に近いと考えています。Wrixなども出てきて、DataTimeClipなどの便利なツールもありますし、まあJota+以外は今後に期待というところです。

 

さて、BOOX Poke3にJota+をインストールした後は、キーボードをどうしましょう。

まずはBookey Stick で試してみます。

 

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すごくいい感じです。

 

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OneGX1Proより華奢な感じです。打鍵感も悪くありません。

テーブルや机に安定しておける前提なら良いのですけれど、ちょっと動かすとスタンドが横にずれてしまいます。

一番気になるのは、折りたたんだBookey Stickを広げる手間がかかる点です。何度も使っていると面倒に感じます。

もっとクラムシェルっぽくならないかなあ。

 

というわけで、AmazonやAliExpressで色々なところから販売されている、ミニワイヤレスBluetoothキーボードにしてみようと思います。
数年前にAmazonで買ったのは不良品っぽくて急に電源が落ちたりしてひどいものでした。でもとても薄型で横幅20cmというのは望ましい形でした。

AliExpress 辺りを覗くと色々売られています。また不良品で分解して半田付けしないといけないかもしれませんけれど、カバー付きというのがどうかなと思い、試してみます。

 

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固定が甘いので輪ゴム2本で補強してみました。

方向性は良さそうですけれど、デカくなってしまいます。キーボードは初期不良もなさそうなので、キーボードはこれでいってみよう。

 

フリーストップヒンジを物色したり、スマホカバー類を物色したり、厚紙ファイルを切って自作するかと検討した結果、一番手軽な案を試してみます。

自転車部屋をごそごそ漁ると、昔絵本の補修に使った製本用のカバーテープ が見つかります。

これでいいや。

 

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む、思ったよりずっといい感じです。こんなんで。

 

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キーボードの裏はフラットです。

 

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BOOXを立てる脚はmicroSDカードを買ったときにアダプターと一緒にはめてあるパッケージがたくさん余っていたので貼り付けます。

 

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見た目は良くありませんけれど、持ち運びにも困らなさそうです。

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なにより、抜群に薄型で軽量です。

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実測で272gでした。なにこれ素晴らしいじゃん。

Android端末なのでソフトは色々入れられますけれど、基本テキストエディタ専用です。

時記メモ用です。最近、DropboxベースだったのをOneDriveベースに変えてみましたけれど、Jota+ならどちらも問題なく対応しています。

 

まったくいい時代になったものです。

 

 

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2019/02/16

公開GoogleカレンダーからHP200LXのアポイントメント用に変換

Scrn197


日本の祝日データにせよ、その他のカレンダーデータにせよ、Googleカレンダーなら色々と公開されています。

それをLXのAppointmentsに取り込めばいいのではないでしょうか。ちょっとやってみましょう。apptoutで登録できるから、apptoutで読み込めるCSVにすればいいはずです。

公開されたGoogl CalendarからはiCalendar形式のデータをダウンロードできます。それをCSVファイルに変換すればいけると思います。

まず、自分のGoogleカレンダーを開き、左側のメニューでカレンダーの追加をします。「関心のあるカレンダーを探す」「URLで追加」あたりで追加します。


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追加したら、追加された他のカレンダーの設定で、iCal形式の公開URLを探します。
そのURLをブラウザの別タブあたりで開いてbasic.icsファイルをダウンロードします。これをCSVに変換します。

20190215_7

まあ、今ならPython3かな。Pythonで書こう。


「ical2csv.py」をダウンロード

python ical2csv.py basic.ics

で変換です。

Pythonが動く環境での話です。Windowsならダウンロードしてインストールが必要です。Linuxなどではふつう入っているとは思います。

Python標準以外でもimportしているのはたとえばicalendarとかなので、これも、
pip install icalendar
のようにインストールしておきます。

これで動くはずです、

basic.csvのようなファイルができれば成功です。


あとはDOS上で、
apptout -x appt.adb -i basic.csv -o gessyoku.adb -e

(-eオプションを付け加えるとイベントとしての登録になります)

のようにしてアポイントメントファイルを作ります。これをLXで開けば見られます。


Scrn198
惑星現象(国立天文台暦計算室)


Scrn195
二十四節気・雑節(国立天文台暦計算室)


Scrn194
朔弦望(国立天文台暦計算室)

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2019/02/06

LXのAppointments用最新祝日データ作成


Scrn193


そういえば、HP 100/200LX用の祝日データを最新化していませんでした。

今年のゴールデンウイークのデータが間違っています。いつ準備したデータだったかな、と確認すると、どうやら10年前に準備したデータでした。

まじかよ!10年経ったのかよ!と驚きます。

今ならどうするか、Googleカレンダーで日本の祝日を自分の予定にコピーで取り込んでファイルに落として変換するか、そもそも公式データってないのかしらん。

ありました。国民の祝日について - 内閣府に、
平成31年(2019年)から平成32年(2020年)国民の祝日
というリンク先でCSVデータがあるじゃありませんか!

これでいいや。中身を見ると、今年と来年の休日データです。シフトJISというか、cp932エンコードのCRLF改行データっぽいです。utf-8とかJSONとかじゃないけど、今は一般的な形式と言えるかもしれません。数年経てばシフトJISは微妙かもしれませんけれど。

CSVだからCassava Editorあたりで編集すればいいでしょう。
よしよし。


「hol2020lx.zip」をダウンロード

これをLXのAppointmentsで開いて、それに今までの予定データを[File]-[Merge]でマージすればOKです。

でも次回同じように準備するときにCSVの編集の仕方を忘れそうです。apptoutの使い方も忘れています。
…そうだ、Pythonで書いておけばいいんじゃないかな。
Pythonの正規表現は慣れないです。でもググってなんとかでっちあげます。ついでにエディタもSublime_textからVSCodeに乗り換えてみました。SublimeはAtomより見た目が好みなので使っていたのですけれど、VSCodeのデバッグはさっと使えるのが便利です。

「getsyuku.py」をダウンロード


とりあえずこの手順でいいかな。次に検討するのは2年後かな。


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2019/01/20

GeminiPDAでライフログ(タイムスタンプ付き即時メモ)

みかちゃんと話をしていて、PIMはAndroidやiPhoneで使えるようになったけれど、HP 100/200LXのテキストメモは今でも最も使いやすい環境だという話が出ます。

で、今ならGeminiPDAがHP 100/200LXの替わりの第一候補だと思います。

ぼくが使っているのは、タイムスタンプ付き即時メモです。それもテキストファイルで保存するものです。

元々はHP 100LXで作ったシステムマクロとME.EXMによる環境が元になっています。
Scrn1902


「タイムスタンプ付きのメモを、一つのテキストファイルの先頭に常に最新のメモが挿入されるように書き込む。」

これだけの単純なことです。今で言うライフログみたいなものでしょうか。
このテキストファイルは、一つです。いくつも分けたりしないです。必要な場合、CSVなりのデータファイルを別に作ることはあります。でもそれは即時メモとは別の話です。

HP 100/200LX の場合、標準のシステムマクロで簡単にできました。EXkeyすら使いません。

Scrn1901


システムマクロなので、Fn+F1キーを押せば、瞬時にメモを書ける状態になります。瞬時というのは1秒を大きく下回るということです。0.1秒とか0.2秒とかそういう感じです。そしてF10なりで保存して終了です。

HP 100/200LXの場合は、電源ONボタンを押すと瞬時に(0.1秒未満です)画面が点きます。筐体を開いて[ON]
{Fn+F1}で、そのままメモの本文を打って、保存して終了です。目で画面のボタン位置を視認して指でタップしてというような手間はない、目をつぶってもできる瞬時の操作です。これがとても大事だっと思っています。

この環境を作るために、たくさんの小箱を買っては色々試し、いつもHP 100/200LXには及ばないと思う時期が25年以上続いているわけです。

とはいえ、Nexus 5の頃のことですけれど、環境的には近いことができるようになってきました。Nexus 5では小型のBluetoothキーボードだったので二つの筐体を保持するなどの難点がありました。
で、今では
GeminiPDA
という素晴らしい機種があるわけです。

GeminiPDAをAndroidで使って、同じようなタイムスタンプ付き即時メモを取る環境が今日の話です。

アプリとしては、Jota+というアプリを買います。PRO-KEYは650円です。だまされたと思って、もしくは何も考えずに、買ってください。もし、ぼくがAndroidアプリで1本だけ課金するなら、Jota+を選ぶと思います。

ぼくは、あと保存場所にDropboxを使っています。Dropboxはフリー版の範囲でしか使っていません。テキストファイル なら容量的にも十分です。

さて、設定ですが、まずはDropboxの適当なフォルダーにテキストファイルを一つ用意します。ここでは
MEMO.TXT
というファイルにします。名前はなんでもいいです。

Dropboxアプリですけれど、一度ログインしたら後はほとんどそのままつかいますけれど、少し設定をすると便利になります。

まず、テキストファイルをJota+で開くように設定します。

Screenshot_20190119213824

Screenshot_20190119213908

これで、MEMO.TXTなりをタップすればJota+で開きます。これだけでももちろん使えます。

Screenshot_20190119213252

よく使うファイルなのでスター付きにしておけば探す手間もありません。


Dropboxの設定は、後でもう一点します。でもとりあえずJota+が起動したのでJota+の設定をしましょう。

まずはタイムスタンプです。定型文という機能がありますので、ここに登録します。

Screenshot_20190119213359

登録内容は、こんな感じです。


%yyyy%/%MM%/%dd% %HH%:%mm%:%ss% %|%

Screenshot_20190119213405


つぎにショートカットキー登録です。ぼくはファイル先頭にカーソルを移動するのをCTRL+Tに、タイムスタンプ挿入をCTRL+Dにしています。キーはお好みで。

Screenshot_20190119213426

Screenshot_20190119213449


ついでにCTRL+Sで上書き保存、CTRL+Qで終了にしています。


つまり、Jota+が起動したら、
CTRL+T CTRL+Dと打ってからメモを取り始めるということです。


2キー打つのがやや手間ですけれど、LXのときも電源ONは押していたのであまり気にはなりません。

ここまででタイムスタンプ付きメモは取れる環境ができました。


でも、即時メモと言うにはまだ少し手間があります。1秒未満でメモを打ち始めないと即時とは言えないと思います。
問題は、Dropboxを開いてMEMO.TXTをタップして、そこから自動ダウンロードされたMEMO.TXTをJota+で開くという手間とタイムラグです。Jota+にはDropbox ConnectorV2もありますけれど、そちらを使うと1-2秒待たされていることがよくわかります。これでは即時メモではありません。

でも、今では即時メモができます。DropboxとJota+と両方に設定をします。

Dropbxの方では、オフラインフォイルの設定をします。MEMO.TXTをオフラインファイルとして指定すれば、GeminiPDAのファイルとDropboxが自動で同期します。電波圏外で編集したローカルファイルは圏内になれば自動でアップデートされます。ポイントはメモを打ち始めるのがローカルファイルに対してなので瞬時起動になる、待たされないという点です。

※2019 年 3 月より、Dropbox Basic ユーザーがリンクできるデバイスは 3 台までとなります。デバイス数を増やしたくない場合は、Dropsyncを使う方が良いでしょう。(2019/3/16)

Screenshot_20190120212036


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Jota+の方は、設定のファイルで、起動時の動作を前回開いたファイルを開くにします。


Screenshot_20190120202127


これでタイムスタンプ付き即時メモの環境が完成です。

Jota+の設定は念のため、設定その他でGoogleDriveへのバックアップや設定バックアップをしておけば安心です。

GeminiPDAで環境を作りましたけれども、もちろんBlackberry KEY2 LEでも同様です。Blackberryならランチャーから「J」とかでJota+起動にしておけば、画面タップも一切不要で即時メモ取り開始ですね。

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2018/10/25

GPD Pocket2はわずかに重くなりました

GPD Pocket2が届きました。

Core m3になってストレスなく動くと期待できます。


Img20181025080406

で、気になっていた実機の実重量を計測します。GPD Pocketは実機500gで設計値より重かったのです。


Img20181025080255


508gでした。残念、GPD PocketよりGPD Pocket2の方がわずかに重くなっています。
測るまでは重くなった気も軽くなった気もしませんでした。1%程度ですから。

何度も計測して、507gか508gで間違いありません。重くなっています。

もう一つ残念だろうと思っていたポインティングデバイスですが、
マウスカーソルの動き、いいです。ThinkPad赤キャップに換えたGPD Pocketよりマウスカーソルのコントロールはしやすいかもしれません。
ただ、クリックボタンがセンサ面押し込みなので、押し込んでしまうとクリック時に位置がずれることがあります。キーボード左上にも独立左右クリックボタンがあります。両手で筐体を持っている場合には使いやすいです。机に置いてホームポジションで使うことには最適化されていません。まあ工夫でなんとかなる範囲ではあります。そもそもタッチパネルで使ってもかまわないのですし。

実際使ってみて、ウィンドウGUI操作上は外付けマウスは不要だと思える使いやすさです。マウス使ったゲーム等をするなら必要かもしれませんけれど。

使っていて動作が重くなるような印象はありません。底面ファンからの暖風が少し気になりますけれど、うるさいときはファンを停めるスイッチまで用意されています。使い勝手はよく考えられています。


Img20181025080414

キーボードも配列がいじられていますけれど、慣れれば使いやすそうに思いました。最初はとまどいますけれど、悪くありません。


よくできたWindows 10 小型ノートPCです。普通に使えそうです。

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2018/09/13

Moto Z用キーボードMod生産中止

Keyboard Mod: A Physical Keyboard For The Moto Zは残念ながらキャンセルされました。

クラウドファンドIndiegogoの該当プロジェクトページの「Update」に詳細が公表され、出資者にはメールが届きました。
paypalでの全額返金か、 今後発表予定の「Q-device」というスライドキーボードスマホへの初期ロット出資の割引適用が選択肢です。

キーボードModのためだけに残していたMoto Z2 Playも引退させようかと思います。

手元には、Gemini PDAのファーストロットとセカンドロット、そしてBlackberry key2があります。
Keyboard Mod、さようなら。

Imag0823


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2018/06/28

Gemini PDA カメラ、CTRLはAの横

Img_20180628_211256

Gemini PDAのカメラも届いています。モジュールをはめて組み立てます。
最初認識せず、コネクタを押してはめなおしたらやっと再起動で認識しました。


Img_20180613_074549

Img_20180613_170940

Img_20180613_171402

Img_20180614_081330

最初、ああ使えないトイカメラ、と思ったものの、屋外で明るければそれなりで、なんとなく便利に使っています。
コンデジの代わりには画像処理不足です。

そうそう、5chあたりではキーカスタマイズを色々試されているようです。いいですね。

ぼくはカーソルキーはいじらずに、ハイフンとバックスラッシュに加えて一点、CTRLはAの横、にだけしています。


Img_20180628_211847

あまりいじっていないので、キートップも差し替えていません。

「chgkey2_20180628.zip」をダウンロード

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