2025/12/13

いつでもどこでもブラウザから自室PCにリモートデスクトップ! ワカモレ(Guacamole)設定手順

アボカドディップの『ワカモレ』(Guacamole)でいつでもどこでも自分のPCを楽しめます!

Guacamole01_


自室のPC、一番環境充実してますよね。もしWindows11がProでしたら、リモートデスクトップで接続できる機能があることをご存じのことと思います。
この場合、リモートデスクトップクライアントソフト(Windowsツールのリモートデスクトップ接続など)を使う必要があり、3389ポートが遮断されていないことも条件です。

ところが、Webブラウザさえあれば自分のPCのデスクトップをいつでもどこでも表示でき、キーボードやマウスが付いたデバイスからならPC操作もできてしまうのが、Apache Guacamoleです。

Guacamoleですけれど、単語の意味はメキシコ料理のアボカドディップ(ソース・サルサ)のことです。上の写真のようにトルティーヤにつけてたべるとさわやかな香りで美味しいやつです。ソフトウェアのApache Guacamoleは、Webブラウザから様々なリモートデスクトップに接続できるオープンソースソフトウェアです。

Linuxサーバーも自室に立てている方なら試しているかもしれませんけれど、Windows PCだけで機器構成していることも多いでしょう。そもそもパソコン一台だけしか稼働していない方もいるでしょう。

でも、今のWindows 11は素晴らしいOSで、仮想マシンプラットフォーム(WSL2)というLinuxを動かす機能が標準で備わっています。
サティア・ナデラCEOになってMicrosoft Loves Linuxを掲げてから本当に良くなりました。

ここでは、Windows 11 PCのUbuntu 24.04 LTSでApache Guacamoleを動かして、いつでもどこでもWebブラウザで自室PCのデスクトップを見られる環境を作る手順をメモしています。ポートも3389が通る環境でなくても構いません。(ここでは8080ポートやhttp標準の80ポートで試しています。ポートだけ変更してリモートデスクトップクライアントソフトを使うならrdgwをRDゲートウェイにするのがシンプルでよさそうですけれど)


Windows 11のエディションはProが必須です。Homeの場合はMicrosoft Storeでライセンスを購入します。約1万4千円です。
ms-windows-store://pdp/?productid=BF712690PL0G&OCID=windowsproupgradesupportpage

 

さて、Windows 11 Proなら、早速Microsoft Storeから無料のUbuntuを入れます。普通は最新版を入れますけれど、ここでは難解と言われるGuacamoleのインストール手順を確定させるためUbuntu 24.04.1LTSを入れます。
Microsft StoreでUbuntu24.04で検索して入手(インストール)ボタンを押します。

ms-windows-store://pdp?ocid=pdpshare&productid=9nz3klhxdjp5

 

Guacamole_msstore_20251213-140514

ダウンロードとインストールに少し時間はかかります。スタートボタンのアプリ一覧からUbuntuを起動します。

Ubuntu初回起動時の初期設定でUbuntu用のユーザー名(Windows用とはまったく別のローカルユーザーです)とパスワードを設定します。

さて、Ubuntu上で$というプロンプトが表示された状態から以下の通りコマンドを入れていきます。

新しいOSを入れたら、最初にアップデートしておくのが礼儀です。

sudo apt update
(Ubuntuのユーザーパスワードを聞かれるので、初期設定で設定したパスワードを打ちます)
sudo apt upgrade -y

初回は多少時間がかかるかもしれません。Windows 11 ProへのUbuntuというOSのインストール作業は以上です。

ここから,UbuntuにApache Guacamoleを入れていきます。まず前提となる色々を終わらせます。

必要なライブラリが色々あるので、以下のコマンドを打って一気に入れます。(6行全部コピペして貼り付けてEnterです。)
(Ubuntuが24.04以外のバージョンの場合ここが少し変わる可能性があります。)

sudo apt install build-essential libcairo2-dev libjpeg-turbo8-dev \
libpng-dev libtool-bin libossp-uuid-dev libvncserver-dev \
freerdp2-dev libssh2-1-dev libtelnet-dev libwebsockets-dev \
libpulse-dev libvorbis-dev libwebp-dev libssl-dev \
libpango1.0-dev libswscale-dev libavcodec-dev libavutil-dev \
libavformat-dev -y

2025年12月11日時点では,Guacamoleのバージョンは1.6.0でした。1.6.0と決めたらこの後の手順も1.6.0で統一して進めます。
もっと新しいGuacamoleのバージョンが出たらそちらでもできそうですけれど、tomcatはtomcat9が必要です。

Guacamole11_20251213-144746

以下、Ubuntuの画面で順番にコピペして(打ち込んで)進めていきます。

Guacamole12_20251213-144855

wget https://downloads.apache.org/guacamole/1.6.0/source/guacamole-server-1.6.0.tar.gz

tar -xvf guacamole-server-1.6.0.tar.gz

cd guacamole-server-1.6.0/

sudo ./configure --with-init-dir=/etc/init.d --enable-allow-freerdp-snapshots

sudo make

sudo make install

sudo ldconfig

sudo systemctl daemon-reload

sudo systemctl enable guacd

sudo systemctl start guacd

sudo systemctl status guacd

ここで Active: active (running) since Thu 2025-12-11 13:08:22 JST; 6s ago
のように動いていればインストールは成功です。

Guacamole13_20251213-145123

sudo mkdir -p /etc/guacamole/{extensions,lib}

ここで、Ubuntu24.04標準のtomcat10ではなくtomcat9を入れます。

sudo add-apt-repository -y -s "deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ jammy main universe"

sudo apt install tomcat9 tomcat9-admin tomcat9-common tomcat9-user -y

sudo wget https://downloads.apache.org/guacamole/1.6.0/binary/guacamole-1.6.0.war

sudo mv guacamole-1.6.0.war /var/lib/tomcat9/webapps/guacamole.war

sudo systemctl restart tomcat9 guacd

続いてMariaDBを入れます。

sudo apt install mariadb-server -y

sudo mysql_secure_installation

ここでは、色々聞かれながらMariaDBの初期設定をしていきます。特に大事なのはMariaDBのrootパスワードをブランクでなくきちんと適当に決めて打ち込みます。先ほどWindowsのパスワードとは別にUbuntuのユーザー名とパスワードを初期設定しましたが、MariaDBのrootパスワードはまた別です。(なおこの後guacamoleの管理者ユーザーとパスワードも作らないといけないので、それぞれメモするか記憶しておきます)
まずSwitch to unix_socket authentication [Y/n] ときかれたらn[Enter]して、Change the root password? [Y/n] にY[Enter]して、
MariaDB rootパスワード設定に進みます。
そのパスワードはこの後の設定ですぐ使いますので覚えておきます。

Guacamole14_20251213-145333
MariaDBの初期設定は続きます。これ以降はなんか聞かれたら[Y/n] にY[Enter]して進めます。

Remove anonymous users? [Y/n] Y
Disallow root login remotely? [Y/n] Y
Remove test database and access to it? [Y/n] Y
Reload privilege tables now? [Y/n] Y
All done!

という感じです。続けてMariaDBにGuacamoleからつなげて使えるように設定していきます。$プロンプトに以下のコマンドを順次打って(コピペして)いきます。

sudo wget https://dev.mysql.com/get/Downloads/Connector-J/mysql-connector-j-9.5.0.tar.gz

sudo tar -xf mysql-connector-j-9.5.0.tar.gz

sudo cp mysql-connector-j-9.5.0/mysql-connector-j-9.5.0.jar /etc/guacamole/lib/

sudo wget https://downloads.apache.org/guacamole/1.6.0/binary/guacamole-auth-jdbc-1.6.0.tar.gz

sudo tar -xf guacamole-auth-jdbc-1.6.0.tar.gz

sudo mv guacamole-auth-jdbc-1.6.0/mysql/guacamole-auth-jdbc-mysql-1.6.0.jar /etc/guacamole/extensions/

sudo mysql -u root -p

ここでEnter password:と聞かれたら先ほど設定したMariaDBのrootパスワードを打ちます。ここでMariaDBの中に入った状態になります。プロンプトも$からMariaDB [(none)]> のように変わります。

Guacamole15_20251213-145555

MariaDB上で四つほどSQLを打ちます。Query OKと出れば成功です。

MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE guac_db;
Query OK, 1 row affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> CREATE USER 'guac_user'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password';
Query OK, 0 rows affected (0.004 sec)

MariaDB [(none)]> GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE ON guac_db.* TO 'guac_user'@'localhost';
Query OK, 0 rows affected (0.004 sec)

MariaDB [(none)]> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> EXIT;
Bye

EXIT;と入力すると、MariaDBから通常の「$」プロンプトに戻るので、続きのコマンドを打ちます。

cd guacamole-auth-jdbc-1.6.0/mysql/schema

cat *.sql | mysql -u root -p guac_db

ここでもEnter password:に先ほどのMariaDBパスワードを打ちます。

sudo vi /etc/guacamole/guacamole.properties

 

最低限の設定だけだと、

mysql-hostname: 127.0.0.1
mysql-port: 3306
mysql-database: guac_db
mysql-username: guac_user
mysql-password: password

でいけます。iでコピペ貼り付けて[ess]:wq[enter]ですね。

 

sudo systemctl restart tomcat9 guacd mysql

これでGuacamole環境完成です。お疲れさまでした。


実際つないで試してみましょう。ブラウザでGuacamoleを開いて、Guacamole管理ユーザーを追加し、接続設定を作るところからです。
GuacamoleをインストールしたPC上なら、

http://localhost:8080/guacamole

をWindows 11上の(ChromeとかEdgeとかの)ブラウザで開きます。

Guacamole_guadmin20251213-134521

管理者アカウントとパスワードの初期値は、いずれも「guacadmin」です。すぐに変更します。
右上のプルダウンメニューから設定-ユーザ設定タブでパスワードを変更します。

Guacamole_setting20251213-134034
次に新規ユーザーを追加します。設定-ユーザタブで、[ユーザ追加]ボタンを押します。

適当なGuacamole新規管理ユーザーとパスワードを入力して作成します。このとき、権限にすべてチェックを入れます。今後はそちらの新規管理ユーザーを使います。
一度ログアウトして、新規管理ユーザーで入り直し、guacadminユーザーは設定-ユーザタブからさくっと削除します。

さて、ようやくリモート操作したいPC(LAN内の別のPCだったりもここで追加できます)への接続設定を作ります。
まず、自室のLAN内のPC(Guacamoleを設定したWindows 11 Pro PC自身でももちろん大丈夫です)のIPアドレスを確認します。

ターミナルとかPowerShellとかコマンドプロンプトとかで

ipconfig

で、

IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.1.XXX

のようなやつです。これはWindows設定の歯車アイコンでネットワークとインターネットからも確認はできますね。ルーターの管理画面でも確認できるかもしれません。

この接続先のPCのIPをメモしておきます。
(別のPCに接続する場合も、GuacamoleをインストールしたPCのIPアドレスを確認しておく必要があります)

GuacamoleをインストールしたUbuntuはWindows 11とは別のIPアドレスが仮想環境でふられているので、Ubuntuの方のIPアドレスも確認してメモし、Windows11のIPからUbuntuのIPにサーバー転送する設定も必要です。

Ubuntuの$で、

ifconfig

と打って出てくるeth0: flags=XXXX<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu XXXX
inet 172.20.69.210 netmask 255.255.240.0 broadcast 172.20.79.255
inetのIPアドレスをメモ(コピペ)します。この例では 172.20.69.210です。Windows11の仮想環境のNATで管理されたIPです。

Guacamole25_20251213-151932

Windowsの管理者権限PoweShell(Winスタートアイコン右クリックで「ターミナル(管理者)等を起動」)で、ふたつのIPアドレスを紐づけます。IPは自分の環境で置き換えて打ってください。

netsh.exe interface portproxy add v4tov4 listenaddress=192.168.10.89(Windows11のIPアドレスです) listenport=8080 connectaddress=172.20.69.210(仮想環境UbuntuのIPアドレスです) connectport=8080

と打ち込んで設定すれば、Windowsに届いた8080をUbuntuに転送してくれます。

Guacamole21_20251213-145935

Windows11の、Windows Defenderファイアウォールで,新しい規則で8080を通します。

WinスタートボタンでWF.mscを検索して、「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」を起動し、左の受信の規則をクリックし、右上の新しい規則で、ポート-特定のローカルポートに8080、接続を許可する、名前を付けて完了します。
Guacamole31_20251213-150744

Guacamole32_20251213-150959

Guacamole33_20251213-151124

Guacamole34_20251213-151225

Guacamole35_20251213-151320

 

 

Windows11の設定はこれで終わりです。

インターネット接続ルーターの設定もしておきます。

GuacamoleをインストールしたPCのIPアドレスは、インターネット接続用のルーターで、DHCP固定割当設定をして決めてしまいましょう。
たとえば192.168.10.89に決めてしまうとかです。さらに、ポートマッピング設定で、優先度:10 LAN側ホスト:192.168.10.89 プロトコル:TCP ポート番号:8080-8080のように設定すると外野からアクセス可能になります。ルーターはAtermの場合の例です。

さて、Guacamole接続設定に戻ります。Guacamoleのブラウザ画面で、設定-接続で追加します。

Guacamole_conct1_20251213-135502
接続の編集 ←接続先一覧に表示する名前をつけます。PCから接続用の横長とスマホから接続用の縦長など分かりやすい名前だと便利です。
名前: jibun_no_PC
ロケーション: ROOT
プロトコル: RDP
接続の編集
最大接続数: 10
ユーザごとの最大接続数: 10
ロードバラシング
Guacamoleプロキシパラメータ (guacd)
パラメータ
ネットワーク ←ここに操作したいWindows PCのIPアドレス(192.168.1.12等)を登録します。
ネットワークホスト名: 192.168.10.XXX←
ネットワークポート: 3389
キーボードレイアウト: Japanese(Qwerty)
認証 ←接続先のPCのログインアカウントです。
ユーザ名: Microsftアカウント(@の前)
パスワード: (ここで登録しない場合、接続の時に入力を求められます)
ドメイン: outlook.comとかoutlook.jpとかのmicrosoftアカウント登録先(@の後ろ)
Trust host certificate on first use: チェック(サーバ証明書を無視するの方にチェックしてもつながりますが)
リモートデスクトップゲートウェイ
基本設定
キーボードレイアウト: Japanese(Qwerty)
タイムゾーン: Asia Tokyo
ディスプレイ ←手元の接続元デバイスに合わせて見やすい幅と高さを設定します。色々試すとよいでしょう。
ディスプレイ幅: 1400
ディスプレイ高さ: 1050
カラー深度: Lowカラー(16ビット)
サイズ変更方法: 再接続
クリップボード
デバイスリダイレクト
パフォーマンス
クリアタイプフォントの有効化: チェック
リモートアプリケーション
事前接続 PDU / Hyper-V
ロードバラシング
スクリーンレコーディング
SFTP
Wake-on-LAN (WoL)

Guacamole_cnct2_20251213-135612

[保存]ボタンを押します。右上のメニューからホームを選ぶと、今設定した接続先が一覧に出るようになります。
接続先PCで同じ自分自身に接続すると、Windows ServerでなくWindows11 Proでは一度に一つのログインしかできないので強制ログアウトさせられてしまいます。つないでしまったら、ログインしなおしてブラウザを閉じましょう。

さあ、他のPCやスマホから接続をためしてみましょう!
自室ネットワーク内の他のPCやスマホから、
http://ワカモレを設定したPCのIPアドレス:8080/guacamole
これでGuacamole画面でログインして接続先をクリック

出先からなら、ルーターにポートマッピング設定をした上で、DDNSサービス(mydns.jpやf5.siなど)に登録してDiCEなどでグローバルIPをDDNSに反映しておけば、http://ホスト.ドメイン:8080/guacamoleでつながります。


スマホからの接続用に縦画面の接続設定も追加しましょう。
接続の編集
名前: tatenagagamen_jibun_no_PC
ディスプレイ
幅:800
高さ:1080
くらいから試します。スマホの機種によって画面の解像度が異なるので色々試してみます。

Guacamole51_251213152605791
たのしー!

今回、PCが一台だけで、Windows 11 ProのPCの場合でもブラウザからリモートデスクトップでつなげられる手順となっていますが、
自室に複数のPCがある方は、接続先にどんどん登録していくと選んで接続できるようになります。

もちろんリモートデスクトップクライアントからつなぐ方が安定して操作できますけれど、接続元クライアントデバイスにリモートデスクトップクライアントが入っていなくても、ブラウザさえあればつながって自室のPCの画面を確認できるのは意外と重宝するものです。

スマホがハードウェアキーボード付きの機種の場合は、ブラウザ経由でつないだ時の利便性がさらに上がります。Androidスマホなら、BLuetoothマウスをつなげることもできます。ポート3389が通らない環境でも大丈夫です。
今回ポート8080ですが、tomcat9の設定で他のポート(80など)に変えることも可能です。

Ubuntu上で、

sudo vi /etc/tomcat9/server.xml

<Connector port="80" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="8443" />

のように、8080から80に書き換えます。

sudo systemctl restart tomcat9 guacd mysql

さらに、Windows 11上で管理者権限のPowerShellを使い、Windows 11から仮想環境Ubuntuにポート80を転送するよう設定します。
netsh.exe interface portproxy add v4tov4 listenaddress=192.168.10.89(Windows 11のIP) listenport=80 connectaddress=172.20.69.210(仮想環境UbuntuのIP) connectport=80

これで、
http:/(Guacamole PCのIPやDDNSホスト.ドメイン)/guacamole
だけでブラウザでリモートデスクトップ接続できるようになります。

また、tomcat9の設定をいじらなくても、
Windows 11上で管理者権限のPowerShellを使い、Windows 11から仮想環境Ubuntuにポート80からポート8080を転送するよう設定もできます。

netsh.exe interface portproxy add v4tov4 listenaddress=192.168.10.89(Windows 11のIP) listenport=80 connectaddress=172.20.69.210(仮想環境UbuntuのIP) connectport=8080

他のデバイスから接続する場合は、こちらの設定方法でもよいですが、Guacamole PCそのもので管理画面を出すときは、http://localhost:8080/guacamoleで開く必要がありますので、こちらの簡易的な設定の場合は注意してください。

なお、管理者ターミナルでnetshのportproxy設定を一度初期化する場合は以下のコマンドです。

netsh.exe interface portproxy reset

設定状況を確認するには、

netsh.exe interface portproxy show all

ですが、うまく動かないときはresetしてやり直した方が早いように思います。

 

 

Guacamole52_251213152938991

さて、unihertz titan2のようにハードウェアキーボード付¥スマホなら、キー入力も可能ですが、そうでない場合、このままではテキスト入力可能なポイントをタップしているかわからないためソフトウェアキーボードが表示されず入力ができません。

これについては、guacamoleの管理画面で設定-ユーザー設定で、デフォルトの入力方法を変更します。

Guacamole41__20251213153517display0jpg

デフォルトの入力方法について、オンスクリーンキーボードを選ぶと、Guacamoleのソフトキーボードが常時表示されて、いつでもそこからキー入力が可能になります。

Guacamole42_20251213153736display0jpg

 

スマホのキーボードアプリではなく、Web画面上にguacamole作り付けのソフトキーボードが常時表示されることになります。

Guacamole43_20251213155332display0jpg

 

そういう意味では、Clicksのようにハードウェアキーボードを装備した方が便利に使えるかもしれません。

この場合、デフォルトの入力方法をテキストインプットにすればよいです。

Guacamole44_251213160108751

 

 

 

 

 

 

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2024/06/17

高野切ひらがなフォントの制作と配布

Ayati高野切明朝フォント
-------------------
2024/06/17

これらのファイルは、Ayati高野切明朝フォントです。

20240617-230332

20240617-230621


Ayati高野切明朝フォントは、新たに制作したひらがなフォントであるAyatiHiraSerifと、
ひらがな以外のグリフは源ノ明朝 (Source Han Serif)を改変し補完して制作しました。

ひらがなの手本は、高野切(こうやぎれ)です。
延喜5年(905年)に醍醐天皇の勅命によって紀貫之らが編んだ第一勅撰集である古今和歌集の、
現存最古の写本断簡と言われるものが高野切です。
高野切はひらがなのお手本として、仮名書道で最も尊重されてきた古筆です。
筆は伝紀貫之とされてきましたが、実際現存する高野切は紀貫之でなく三名の筆によるものと
研究され、そのうちの一人は源兼行と推定されています。

高野切を参考に、iPad mini6やPixelなどで簡単に臨書したものを背景画像として
FontForgeでひらがなフォントデータを全く新規に作成しました。
ひらがな、ひらがなに濁点と半濁点を付したグリフをフォントデータとして制作したものが
AyatiHiraSerifです。(高野切には濁点・半濁点はありません)
ひらがなだけではフォントファイルとして使いにくいので、ひらがな以外のグリフは源ノ明朝
(Source Han Serif)を改変してマージしました。

Ayati高野切明朝フォントは以下のフォントを改変して制作しました。
源ノ明朝 (Source Han Serif)
https://source.typekit.com/source-han-serif/jp/

多言語でなく、日本語用をベースとしています。
横棒を太くし、全体に大きくし、半濁点を大きくし、数字のゼロに斜め線を入れています。

乱視(倒乱視)に老視(老眼)が加わった状態で液晶画面の細かい文字を読むときの
視認性を重視して、自分用に改変したものです。
明朝体フォントは横棒が不当に細く感じていますし、UD明朝や教科書体は縦棒横棒の
太さを同一にしすぎ、ボールド体は太すぎると感じる個人的な好みから変更しています。
数字のゼロに斜線を入れたり半濁点を大きくしたのはお約束です。

自分用として、ひらがなの気分を変えたいときにSerifフォントとして使っています。

 

以下のライセンスに従い、無料でダウンロードし無料で利用できます。

https://www.ayati.com/font/AyatiKoyagireSerif20240617.zip

 

ライセンス
----------
2024/06/17

「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」によるライセンスです。

同梱の
LICENSE.txt
の通りです。

この日本語訳は、以下から参照することができます。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1

AyatiKoyagireSerif-Regular.ttf
のメタデータで改変元フォントの著作権表記を参照できます。

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2024/05/29

明朝体FONTX2フォント各サイズの作成


これらのファイルは、AyatiMax明朝フォントを、
FontX2形式に変換したものです。

AyatiMax明朝フォントは以下のフォントを改変して制作しました。
源ノ明朝 (Source Han Serif)
https://source.typekit.com/source-han-serif/jp/

横棒を太くし、全体に大きくし、半濁点を大きくし、半角用ANK部分に
手を入れ、数字のゼロに斜め線を入れています。
主にFontX2形式にしたときにやや無理やりでも視認性を高めたいという意図です。

8ドット

Amsfx08

11ドット

Amsfx11

14ドット

Amsfx14

16ドット

Amsfx16

19ドット

Amsfx19

24ドット

Amsfx24

 

FontX2形式への変換手順は、
Yoshiki OkaさんのWFONTX.EXE
をねむいさんのぶろくにてWindows10対応した
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=243986
WFONTX64を使わせてもらいました。Windows11で動きます。便利!
https://github.com/nemuisan/WFONTX64
ねむいさん、ありがとうございます。


AMSH08X.FNT  8ドット半角フォント 8x8
AMSH11X.FNT  11ドット半角フォント 8x11
AMSH12X.FNT  12ドット半角フォント 6x12
AMSH14X.FNT  14ドット半角フォント 8x14
AMSH16X.FNT  16ドット半角フォント 8x16
AMSH19X.FNT  19ドット半角フォント 8x19
AMSH24X.FNT  24ドット半角フォント 12x24
AMSH32X.FNT  32ドット半角フォント 16x32
AMSH7X.FNT  7ドット半角フォント 3x7
AMSH8X.FNT  8ドット半角フォント 4x8
AMSZ08X.FNT  8ドット全角フォント 16x8
AMSZ11X.FNT  16ドット全角フォント 16x11
AMSZ12X.FNT  16ドット全角フォント 12x12
AMSZ14X.FNT  14ドット全角フォント 16x14
AMSZ16X.FNT  16ドット全角フォント 16x16
AMSZ19X.FNT  19ドット全角フォント 16x19
AMSZ24X.FNT  24ドット全角フォント 24x24
AMSZ32X.FNT  32ドット全角フォント 32x32
AMSZ7X.FNT  7ドット全角フォント 6x7
AMSZ8X.FNT  8ドット全角フォント 8x8

 

https://www.ayati.com/LX/AMS_fontx2_20240529.zip

以下のライセンスに従い、無料でダウンロードでき、無料で利用できます。

 


ライセンス
----------
2024/05/29

「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」によるライセンスです。

同梱の
LICENSE.txt
の通りです。

この日本語訳は、以下から参照することができます。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1

同梱のAyatiMaxSerif-Regular20240529.ttf
のメタデータで改変元フォントの著作権表記を参照できます。

 

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2021/10/31

Android12でフォント太字化が標準対応

Android12、Pixel4aなどに入れて、見た目が割と気に入って使っています。

 

Pixel 6 Proの設定をいじっていて気が付いたのですが、Android12ではフォントのボールド化が標準の設定で可能になりました。

Screenshot_20211031161740

 

「テキストと表示」に、テキストを太字にするというスイッチが追加されました。

そもそも「テキストと表示」も「ユーザー補助」の一部をまとめてサブ項目として追加されたものです。

Android12のユーザー補助は、

Screenshot_20211031161723

 

こうなっています。

Android11まではこうでした。

Screenshot_20211031161748

 

話題になっていませんが、公式のAndroid12ハイライトでもきちんと触れられています。

 

むしろ、Pixelでは「スタイルと壁紙」でフォントを変えられたのに、Andorid12ではできなくなったという文句の方が話題になったように記憶しています。

確かにPixelのフォントやアイコンをカスタマイズできる機能は削除されましたけれど、そもそも日本語フォントを変更できない機能だったので、ぼくとしてはがっかり機能だったものです。

 

なお、iOSでは大昔からシステムフォントの「文字を太くする」機能があります。要するにその真似です。

また、iOS13以降ではフォントをインストールするアプリを入れれば、フォントを追加して、PagesやKeynoteでは利用できるようになってきています。システムフォントを変えられるわけではありませんので、大昔からSamsungやシャープ等のAndroid端末でできるようにフォントを色々好きに入れてシステムフォントごとごっそりカスタマイズできるわけではありませんけれど。

 

Android12の「テキストを太字にする」機能は、システムフォント全体が太字になります。

 

Pxl_20211031_071451804

なるほど見やすくなっています。

また、アプリでローカルのフォントを利用して表示しているようなものも色々ありますが、そういったフォントもまるっと太字になります。

たとえば、ついっとぺーんでローカルに保存したアプリ明朝UD.otfを指定して表示しているのですが、これも太字になって見やすくなっています。

 

Pxl_20211031_075747336

視認性が良いこと、好みのフォントを好きに使えることは大事だと思っているので、今回のAndroid12の機能は良いなと思って使っています。

 

 

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2021/04/11

E Ink電子ペーパー物理キーボード付きテキストエディタ機が欲しい

 

 

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E Inkの電子ペーパー技術 は、今もKindle Voyage、Kobo Clara HDなどで堪能しています。2年前にMobiScribeが届いて、電子書籍リーダー以外の使い道も、アクションゲームのような画面書き換えの激しいものでなければ、使えそうに感じました。
MobiScribeは手書きメモ用でしたけれど、自分の手書き文字の汚さから、キーボードでテキストエディタに打つ方が気持ち良いと改めて実感しました。

幸い、今はBOOXHisense がE InkのAndroid端末を出しています。MobiScribeもAOSP を元としていますけれど、GMSは入っていません。手許のBOOX Poke3も標準ではGMSは入っていませんけれど、入れることは可能でした。

Playプレテクト認定Androidデバイス ではありませんので、Android 互換性テストに合格していません。マルウェアがプリインストールされていない状態で出荷したことも確認できません。この点に留意した上で、E Ink 電子ペーパー表示によるキーボード付テキストエディタ端末として使う必要があります。

BOOX Poke3の場合、標準の[設定]-[アプリ]画面で、Google Playを有効化のチェックを入れ、その下のGSF登録のインクをたどって端末のIDをGoogleに手動で登録申請 して個別のホワイトリストに入れないとGoogle Playを使えません。作業は一手間二手間程度ですが、カスタムAndroid ROMを搭載するユーザーのための回避策を利用して登録しないと使えないものだと把握しておく必要があります。

 

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無事Google Playが使えるようになったら、ようやくJota+をインストールできます。

今のところ、Androidで日本語を打つためのテキストエディタならJota+一択に近いと考えています。Wrixなども出てきて、DataTimeClipなどの便利なツールもありますし、まあJota+以外は今後に期待というところです。

 

さて、BOOX Poke3にJota+をインストールした後は、キーボードをどうしましょう。

まずはBookey Stick で試してみます。

 

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すごくいい感じです。

 

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OneGX1Proより華奢な感じです。打鍵感も悪くありません。

テーブルや机に安定しておける前提なら良いのですけれど、ちょっと動かすとスタンドが横にずれてしまいます。

一番気になるのは、折りたたんだBookey Stickを広げる手間がかかる点です。何度も使っていると面倒に感じます。

もっとクラムシェルっぽくならないかなあ。

 

というわけで、AmazonやAliExpressで色々なところから販売されている、ミニワイヤレスBluetoothキーボードにしてみようと思います。
数年前にAmazonで買ったのは不良品っぽくて急に電源が落ちたりしてひどいものでした。でもとても薄型で横幅20cmというのは望ましい形でした。

AliExpress 辺りを覗くと色々売られています。また不良品で分解して半田付けしないといけないかもしれませんけれど、カバー付きというのがどうかなと思い、試してみます。

 

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固定が甘いので輪ゴム2本で補強してみました。

方向性は良さそうですけれど、デカくなってしまいます。キーボードは初期不良もなさそうなので、キーボードはこれでいってみよう。

 

フリーストップヒンジを物色したり、スマホカバー類を物色したり、厚紙ファイルを切って自作するかと検討した結果、一番手軽な案を試してみます。

自転車部屋をごそごそ漁ると、昔絵本の補修に使った製本用のカバーテープ が見つかります。

これでいいや。

 

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む、思ったよりずっといい感じです。こんなんで。

 

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キーボードの裏はフラットです。

 

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BOOXを立てる脚はmicroSDカードを買ったときにアダプターと一緒にはめてあるパッケージがたくさん余っていたので貼り付けます。

 

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見た目は良くありませんけれど、持ち運びにも困らなさそうです。

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なにより、抜群に薄型で軽量です。

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実測で272gでした。なにこれ素晴らしいじゃん。

Android端末なのでソフトは色々入れられますけれど、基本テキストエディタ専用です。

時記メモ用です。最近、DropboxベースだったのをOneDriveベースに変えてみましたけれど、Jota+ならどちらも問題なく対応しています。

 

まったくいい時代になったものです。

 

 

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2019/02/16

公開GoogleカレンダーからHP200LXのアポイントメント用に変換

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日本の祝日データにせよ、その他のカレンダーデータにせよ、Googleカレンダーなら色々と公開されています。

それをLXのAppointmentsに取り込めばいいのではないでしょうか。ちょっとやってみましょう。apptoutで登録できるから、apptoutで読み込めるCSVにすればいいはずです。

公開されたGoogl CalendarからはiCalendar形式のデータをダウンロードできます。それをCSVファイルに変換すればいけると思います。

まず、自分のGoogleカレンダーを開き、左側のメニューでカレンダーの追加をします。「関心のあるカレンダーを探す」「URLで追加」あたりで追加します。


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追加したら、追加された他のカレンダーの設定で、iCal形式の公開URLを探します。
そのURLをブラウザの別タブあたりで開いてbasic.icsファイルをダウンロードします。これをCSVに変換します。

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まあ、今ならPython3かな。Pythonで書こう。


「ical2csv.py」をダウンロード

python ical2csv.py basic.ics

で変換です。

Pythonが動く環境での話です。Windowsならダウンロードしてインストールが必要です。Linuxなどではふつう入っているとは思います。

Python標準以外でもimportしているのはたとえばicalendarとかなので、これも、
pip install icalendar
のようにインストールしておきます。

これで動くはずです、

basic.csvのようなファイルができれば成功です。


あとはDOS上で、
apptout -x appt.adb -i basic.csv -o gessyoku.adb -e

(-eオプションを付け加えるとイベントとしての登録になります)

のようにしてアポイントメントファイルを作ります。これをLXで開けば見られます。


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惑星現象(国立天文台暦計算室)


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二十四節気・雑節(国立天文台暦計算室)


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朔弦望(国立天文台暦計算室)

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2019/02/06

LXのAppointments用最新祝日データ作成


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そういえば、HP 100/200LX用の祝日データを最新化していませんでした。

今年のゴールデンウイークのデータが間違っています。いつ準備したデータだったかな、と確認すると、どうやら10年前に準備したデータでした。

まじかよ!10年経ったのかよ!と驚きます。

今ならどうするか、Googleカレンダーで日本の祝日を自分の予定にコピーで取り込んでファイルに落として変換するか、そもそも公式データってないのかしらん。

ありました。国民の祝日について - 内閣府に、
平成31年(2019年)から平成32年(2020年)国民の祝日
というリンク先でCSVデータがあるじゃありませんか!

これでいいや。中身を見ると、今年と来年の休日データです。シフトJISというか、cp932エンコードのCRLF改行データっぽいです。utf-8とかJSONとかじゃないけど、今は一般的な形式と言えるかもしれません。数年経てばシフトJISは微妙かもしれませんけれど。

CSVだからCassava Editorあたりで編集すればいいでしょう。
よしよし。


「hol2020lx.zip」をダウンロード

これをLXのAppointmentsで開いて、それに今までの予定データを[File]-[Merge]でマージすればOKです。

でも次回同じように準備するときにCSVの編集の仕方を忘れそうです。apptoutの使い方も忘れています。
…そうだ、Pythonで書いておけばいいんじゃないかな。
Pythonの正規表現は慣れないです。でもググってなんとかでっちあげます。ついでにエディタもSublime_textからVSCodeに乗り換えてみました。SublimeはAtomより見た目が好みなので使っていたのですけれど、VSCodeのデバッグはさっと使えるのが便利です。

「getsyuku.py」をダウンロード


とりあえずこの手順でいいかな。次に検討するのは2年後かな。


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2019/01/20

GeminiPDAでライフログ(タイムスタンプ付き即時メモ)

みかちゃんと話をしていて、PIMはAndroidやiPhoneで使えるようになったけれど、HP 100/200LXのテキストメモは今でも最も使いやすい環境だという話が出ます。

で、今ならGeminiPDAがHP 100/200LXの替わりの第一候補だと思います。

ぼくが使っているのは、タイムスタンプ付き即時メモです。それもテキストファイルで保存するものです。

元々はHP 100LXで作ったシステムマクロとME.EXMによる環境が元になっています。
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「タイムスタンプ付きのメモを、一つのテキストファイルの先頭に常に最新のメモが挿入されるように書き込む。」

これだけの単純なことです。今で言うライフログみたいなものでしょうか。
このテキストファイルは、一つです。いくつも分けたりしないです。必要な場合、CSVなりのデータファイルを別に作ることはあります。でもそれは即時メモとは別の話です。

HP 100/200LX の場合、標準のシステムマクロで簡単にできました。EXkeyすら使いません。

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システムマクロなので、Fn+F1キーを押せば、瞬時にメモを書ける状態になります。瞬時というのは1秒を大きく下回るということです。0.1秒とか0.2秒とかそういう感じです。そしてF10なりで保存して終了です。

HP 100/200LXの場合は、電源ONボタンを押すと瞬時に(0.1秒未満です)画面が点きます。筐体を開いて[ON]
{Fn+F1}で、そのままメモの本文を打って、保存して終了です。目で画面のボタン位置を視認して指でタップしてというような手間はない、目をつぶってもできる瞬時の操作です。これがとても大事だっと思っています。

この環境を作るために、たくさんの小箱を買っては色々試し、いつもHP 100/200LXには及ばないと思う時期が25年以上続いているわけです。

とはいえ、Nexus 5の頃のことですけれど、環境的には近いことができるようになってきました。Nexus 5では小型のBluetoothキーボードだったので二つの筐体を保持するなどの難点がありました。
で、今では
GeminiPDA
という素晴らしい機種があるわけです。

GeminiPDAをAndroidで使って、同じようなタイムスタンプ付き即時メモを取る環境が今日の話です。

アプリとしては、Jota+というアプリを買います。PRO-KEYは650円です。だまされたと思って、もしくは何も考えずに、買ってください。もし、ぼくがAndroidアプリで1本だけ課金するなら、Jota+を選ぶと思います。

ぼくは、あと保存場所にDropboxを使っています。Dropboxはフリー版の範囲でしか使っていません。テキストファイル なら容量的にも十分です。

さて、設定ですが、まずはDropboxの適当なフォルダーにテキストファイルを一つ用意します。ここでは
MEMO.TXT
というファイルにします。名前はなんでもいいです。

Dropboxアプリですけれど、一度ログインしたら後はほとんどそのままつかいますけれど、少し設定をすると便利になります。

まず、テキストファイルをJota+で開くように設定します。

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これで、MEMO.TXTなりをタップすればJota+で開きます。これだけでももちろん使えます。

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よく使うファイルなのでスター付きにしておけば探す手間もありません。


Dropboxの設定は、後でもう一点します。でもとりあえずJota+が起動したのでJota+の設定をしましょう。

まずはタイムスタンプです。定型文という機能がありますので、ここに登録します。

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登録内容は、こんな感じです。


%yyyy%/%MM%/%dd% %HH%:%mm%:%ss% %|%

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つぎにショートカットキー登録です。ぼくはファイル先頭にカーソルを移動するのをCTRL+Tに、タイムスタンプ挿入をCTRL+Dにしています。キーはお好みで。

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ついでにCTRL+Sで上書き保存、CTRL+Qで終了にしています。


つまり、Jota+が起動したら、
CTRL+T CTRL+Dと打ってからメモを取り始めるということです。


2キー打つのがやや手間ですけれど、LXのときも電源ONは押していたのであまり気にはなりません。

ここまででタイムスタンプ付きメモは取れる環境ができました。


でも、即時メモと言うにはまだ少し手間があります。1秒未満でメモを打ち始めないと即時とは言えないと思います。
問題は、Dropboxを開いてMEMO.TXTをタップして、そこから自動ダウンロードされたMEMO.TXTをJota+で開くという手間とタイムラグです。Jota+にはDropbox ConnectorV2もありますけれど、そちらを使うと1-2秒待たされていることがよくわかります。これでは即時メモではありません。

でも、今では即時メモができます。DropboxとJota+と両方に設定をします。

Dropbxの方では、オフラインフォイルの設定をします。MEMO.TXTをオフラインファイルとして指定すれば、GeminiPDAのファイルとDropboxが自動で同期します。電波圏外で編集したローカルファイルは圏内になれば自動でアップデートされます。ポイントはメモを打ち始めるのがローカルファイルに対してなので瞬時起動になる、待たされないという点です。

※2019 年 3 月より、Dropbox Basic ユーザーがリンクできるデバイスは 3 台までとなります。デバイス数を増やしたくない場合は、Dropsyncを使う方が良いでしょう。(2019/3/16)

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Jota+の方は、設定のファイルで、起動時の動作を前回開いたファイルを開くにします。


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これでタイムスタンプ付き即時メモの環境が完成です。

Jota+の設定は念のため、設定その他でGoogleDriveへのバックアップや設定バックアップをしておけば安心です。

GeminiPDAで環境を作りましたけれども、もちろんBlackberry KEY2 LEでも同様です。Blackberryならランチャーから「J」とかでJota+起動にしておけば、画面タップも一切不要で即時メモ取り開始ですね。

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2018/10/25

GPD Pocket2はわずかに重くなりました

GPD Pocket2が届きました。

Core m3になってストレスなく動くと期待できます。


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で、気になっていた実機の実重量を計測します。GPD Pocketは実機500gで設計値より重かったのです。


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508gでした。残念、GPD PocketよりGPD Pocket2の方がわずかに重くなっています。
測るまでは重くなった気も軽くなった気もしませんでした。1%程度ですから。

何度も計測して、507gか508gで間違いありません。重くなっています。

もう一つ残念だろうと思っていたポインティングデバイスですが、
マウスカーソルの動き、いいです。ThinkPad赤キャップに換えたGPD Pocketよりマウスカーソルのコントロールはしやすいかもしれません。
ただ、クリックボタンがセンサ面押し込みなので、押し込んでしまうとクリック時に位置がずれることがあります。キーボード左上にも独立左右クリックボタンがあります。両手で筐体を持っている場合には使いやすいです。机に置いてホームポジションで使うことには最適化されていません。まあ工夫でなんとかなる範囲ではあります。そもそもタッチパネルで使ってもかまわないのですし。

実際使ってみて、ウィンドウGUI操作上は外付けマウスは不要だと思える使いやすさです。マウス使ったゲーム等をするなら必要かもしれませんけれど。

使っていて動作が重くなるような印象はありません。底面ファンからの暖風が少し気になりますけれど、うるさいときはファンを停めるスイッチまで用意されています。使い勝手はよく考えられています。


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キーボードも配列がいじられていますけれど、慣れれば使いやすそうに思いました。最初はとまどいますけれど、悪くありません。


よくできたWindows 10 小型ノートPCです。普通に使えそうです。

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2018/09/13

Moto Z用キーボードMod生産中止

Keyboard Mod: A Physical Keyboard For The Moto Zは残念ながらキャンセルされました。

クラウドファンドIndiegogoの該当プロジェクトページの「Update」に詳細が公表され、出資者にはメールが届きました。
paypalでの全額返金か、 今後発表予定の「Q-device」というスライドキーボードスマホへの初期ロット出資の割引適用が選択肢です。

キーボードModのためだけに残していたMoto Z2 Playも引退させようかと思います。

手元には、Gemini PDAのファーストロットとセカンドロット、そしてBlackberry key2があります。
Keyboard Mod、さようなら。

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