宍粟杉のボールペン(故郷の木もち 宍粟杉)
お正月にれんちゃんのカスタムカエデを見せてもらい、木軸のペンの手触りいいなあ、と思い、三宮のナガサワに見に行って見ます。
そこで入手したのが、「故郷の木もち」シリーズの宍粟杉(しそうすぎ)のボールペンです。
三菱鉛筆(uni)のサイトの商品情報には、この製品情報がありません。なんと、このご時勢、公式Webサイトでこの商品は宣伝していないようです。
製品形状仕様としては、同社の「ピュアモルト」シリーズそのままです。
ピュアモルト ナチュラル 軸径 10.9mmのボールペン(SS-1025)とシャープペン(M5-1025)ほぼそのままに見えます。
違いは、木の素材がウイスキー樽ではなく、当地の木材である点です。「故郷の木もち」シリーズは、各地域で伐採した木材を素材に使ったボールペンとシャープペンで、産地限定で売り出しています。
兵庫県では、宍粟杉となっています。
ボールペンは、手が疲れるため万年筆に移行し、油性ボールペンの黒が必要な場合にはウエストポーチのポケットに入れたマッキ― ストラップボールペンか、リュックの中ポケットに転がしたままのジェットストリームスタンダードを使っていました。
故郷の木もち 宍粟杉を使ってびっくりしたのは、木軸の肌触りより先に、杉の香りでした!
ぼくはスギ花粉症で、今年も耳鼻科に薬を出してもらいにいかないと厳しい時期ですけれど、杉の香りは好きです。昔屋久島に旅行したとき、自分用のおみやげに屋久杉の小さな端切れを買って帰って、ときどき香りを楽しんでいました。
嗅覚で存分に楽しめるペンです。
とはいえ、まずは実用品のボールペンです。uniの書きやすいリフィルですけれど、ジェットストリームではありません。
メーカーの油性ボールペン 替芯で確認すると、S-7Lのみ替芯とされています。
ここはジェットストリームにかえたいところです。
そこで、長さ太さが同じスタイルフィットリフィルの、スタイルフィット ジェットストリーム リフィルを少しだけ改造して使うことにします。
SXR-89-10とSXR-89-07の黒を調達して試します。
S-7LとSXR-89は長さも太さも同じです。SXR-89にはばねを止める突起がついていないだけの違いです。
S-7Lの突起と同じ位置にテープを巻いて代わりにします。改造といってもこれだけです。
テープが破れたりべたべたするのを避けるため、アセテートテープにしておきました。
手許にあるのは寺岡製作所の製品で、アセテートクロス粘着テープです。
これでジェットストリーム化完了です。
気持ち良く楽しく使い出しました。
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