Android12でフォント太字化が標準対応
Android12、Pixel4aなどに入れて、見た目が割と気に入って使っています。
Pixel 6 Proの設定をいじっていて気が付いたのですが、Android12ではフォントのボールド化が標準の設定で可能になりました。
「テキストと表示」に、テキストを太字にするというスイッチが追加されました。
そもそも「テキストと表示」も「ユーザー補助」の一部をまとめてサブ項目として追加されたものです。
Android12のユーザー補助は、
こうなっています。
Android11まではこうでした。
話題になっていませんが、公式のAndroid12ハイライトでもきちんと触れられています。
むしろ、Pixelでは「スタイルと壁紙」でフォントを変えられたのに、Andorid12ではできなくなったという文句の方が話題になったように記憶しています。
確かにPixelのフォントやアイコンをカスタマイズできる機能は削除されましたけれど、そもそも日本語フォントを変更できない機能だったので、ぼくとしてはがっかり機能だったものです。
なお、iOSでは大昔からシステムフォントの「文字を太くする」機能があります。要するにその真似です。
また、iOS13以降ではフォントをインストールするアプリを入れれば、フォントを追加して、PagesやKeynoteでは利用できるようになってきています。システムフォントを変えられるわけではありませんので、大昔からSamsungやシャープ等のAndroid端末でできるようにフォントを色々好きに入れてシステムフォントごとごっそりカスタマイズできるわけではありませんけれど。
Android12の「テキストを太字にする」機能は、システムフォント全体が太字になります。
なるほど見やすくなっています。
また、アプリでローカルのフォントを利用して表示しているようなものも色々ありますが、そういったフォントもまるっと太字になります。
たとえば、ついっとぺーんでローカルに保存したアプリ明朝UD.otfを指定して表示しているのですが、これも太字になって見やすくなっています。
視認性が良いこと、好みのフォントを好きに使えることは大事だと思っているので、今回のAndroid12の機能は良いなと思って使っています。
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