« 2021年4月 | トップページ | 2021年10月 »

2021/09/04

分厚く重く古臭い、手になじむQWERTYキーボードスマホ、Titan Pocket

Pxl_20210902_111711275 

 

UnihertzによるQWERTYキーボード付Android 11 端末「Titan Pocket」をKickstarterで5月19日にバックしていたところ、一昨日完成品が届きました。

Img_20210902_185840_656

箱を開けて、分厚くて重い!

Pxl_20210904_085317694

 

SIMと画面フィルムとストラップを付けたら224gもあります!こんな重いの胸ポケットに入れられない。

Pxl_20210904_090211035night

KEY2 LE(156g、厚さ8.4mm)と比べると、面積はコンパクトですけれど、あきれる重さです。

分厚い(16.8mm)のは、持って打っていると、古臭い感触ですけれど悪くないです。取り回しやすい分厚さで、気に入りました。

キーの感触も悪くないです。ぱっと見BlackBerryっぽいけれど配列は別物で、最初とにかく戸惑います。

Pxl_20210904_114039507 

スペースキーがVとBの間にねじ込まれています。シフトなどの装飾キー・機能キーは最上段です。

BlackBerryのことは忘れて、全く別世界の配列と思って慣れていけば、そこそこいけます。
BlackBerryファンには到底受け付けられないものだと思います。

最上段のシフト、sym、戻る、指紋認証HOME、履歴、Fn、altといったキーを使いこなせると快適です。

SYMキーとFnキーと筐体右横のプログラマブルキー(電源ボタンの上の赤いボタン)はカスタマイズできます。

Screenshot_20210904193328

システム設定のスマートアシスト-ショートカットセッティングの画面で、、

Ctrlキー、Symbolキー、魔法キー、TAB key、キーコードなしでアプリや機能起動設定キー(単押し、長押し、ダブルクリック)

の5種類から選べます。

 

Screenshot_20210904194011 Screenshot_20210904194016 Screenshot_20210904194003

 

スマートアシストの設定項目は色々あっていじりがいがあります。

Screenshot_20210904193910

Screenshot_20210904193317 Screenshot_20210904193322 Screenshot_20210904194111 Screenshot_20210904194129

 

AltキーとShiftキーの交換までできるようです。設定していませんけれど。

 

ぼくが設定したのは、以下の通りです。

Screenshot_20210904193415

 

HOMEキー設定でロック画面をダブルタップしますにして、ついHOMEボタンに触っただけで押していないのにアプリ画面が閉じてデスクトップに戻ってしまう現象を回避します。

Screenshot_20210904193621 Screenshot_20210904193802

同じくHOMEボタンを触れているとタッチだけで押していないのに長押しと判定されGoogleアシスタント画面が立ち上がるのがとても迷惑なので、デフォルトのデジタルアシスタントアプリをなしに変えました。

これでHOMEボタンに触ってしまうと画面が落ちるような不愉快な動作を回避できます。

あとは標準のホームアプリの設定です。

Screenshot_20210904193750

Menu mode switchを切ってアプリ一覧をドロワーに追い出して、デスクトップはすっきり2画面程度に整理しました。

ランチャーはキーボードショートカット機能を有効にして使っています。長押し時間はカスタマイズできます。

Screenshot_20210904193932

ただ、ショートカット機能は余り使っていません。よく使うのはプログラマブルキーに設定してしまいました。Jota+やライトなどです。

Titan pocketは延々ブラウズしたりする使い方よりも、さっとテキストを打って、使い終わったらしまう。そんなだらだらしない使い方が似合うように思います。

 

Screenshot_20210904193546

そうそう、肝心のキーボードでの日本語入力関連です。

Screenshot_20210904193232

標準のKika-Keyboardでも日本語入力できます。

Screenshot_20210904192628

かな漢字入力と、英数字入力の切り替えのために、常に仮想キーボードを一行出して操作する感じです。

Screenshot_20210904192531 Screenshot_20210904192617

 

おなじみGboardをインストールすれば、Shift+SPACEで日本語と英語の入力切り替えができるので、仮想キーボードは非表示にしてしまい、画面をタップせず物理キーボードで切り替えたい向きには良いと思います。

一番良いのは、AquaMozc for TitanがTitan pocketに対応予定ですので、対応したら買ってしまいましょう。

ぼくはテスト版を試していますが、SymをCtrlにして、Fnは長音(マイナス記号)にしています。Shiftとaltはそのままの機能を残せています。

AquaMozc for TitanがTitan pocketに対応しました。(2021/09/05更新)

Jointpics_20210905_154906

インストールしたら、システム設定-スマートアシスト-ショートカットセッティングで、symキーをctrlキーに割り当て、FnキーをSymbolキーに割り当てる必要があります。

 

AquaMozc for Titanではalt+SPACEでかな漢字と英数字の切り替えができます。快適です。

Ctrlが使えるので、Ctrl+p、Ctrl+oで半角英数字に後から変換も出来ますし、Ctrl+JBNMがカーソルキーとして動作するので、範囲指定やカーソル移動が物理キーボードだけで可能です。

ぼくにはAquaMozc for Titanは購入必須です。Titan pocket買ったら一緒に迷わず買うのが良いでしょう。

 

Img_20210904_175825

古臭い見た目に合わせて、ストラップを付けてみました。

最近はmomostickばかり使っていたので、新鮮です。

適当なネジを緩めてストラップの糸を合わせて締めます。6角星形ドライバーがあればできます。

 

 

 

Titan pocket、ブラックベリー派は避けた方がいいと思いますが、これはこれで懐かしい使い方を思い出させてくれます。

 

言葉を紡ぎたいときだけ使い、スマホ画面閲覧に依存しない、そんな使い方が良いなと思います。

 

 

| | コメント (0)

« 2021年4月 | トップページ | 2021年10月 »