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2017/08/15

GCP(Google Cloud Platform)でMinecraftサーバーを小一時間で作成、一年間は無料

GCP(Google Cloud Platform)が便利そうとのことで、試してみます。
気になるのは料金、Google Compute Engineの下から二番目のマシンタイプあたりだと、DTIのServersmanのワンコインVPSよりずいぶんまともに動きます。これだと、1年間トライアル$300 の無料クレジットの範囲内に収まるでしょう。


Minecraftのバージョンが1.12.1に上がったので、今まで立てていた1.12のサーバーにつながらなくなりました。ワンコインVPSで遅くてうまく動かずよく落ちます。じゃあとりあえず、GCPでマイクラサーバーをさくっと立ててみます。

これが、試してみると恐ろしいほど簡単にできます。調べながらやってみて、小一時間でサーバーが立ちます。

Gcp01

手順は公式にGoogle Compute Engine での Minecraft サーバーのセットアップ  |  ソリューション  |  Google Cloud Platformというページがあるくらいです。そちらのページは外部公開して50人程度のユーザーなら普通に動くお大尽有料仕様で、SSD追加したり自動バックアップしたりと実用向けです。

ここでは、公開してサービスするサーバーというより、身内数人でマルチプレイをする程度にしておき、公式のソリューションドキュメントよりさらに簡単に、慣れたら数分でサーバーが立てられるような手順にしてみます。実際やり直したら、10分かかりませんでした。

必要なのは、Googleアカウントです。クレジットカードを登録しますが、無料トライアルが終わると課金されずに停止されますので、支払いにびくびくすることはありません。GoogePlayなどで登録済みなら、そのまま使えます。


まずはGoogle Cloud Platformのサイトで無料トライアルのボタンを押します。

住所や名前、クレジットカードの登録などを確認します。

Gcp02

無事コンソールであるGCPのダッシュボードまで進めたら、プロジェクト(全体の入れ物)を作ります。適当な名前にしておきます。micraとか。

やーめた、となったら、プロジェクトごと削除すればきれいさっぱりなくなります。なるほど素早い開発、何度もやり直すのに向いています。

プロジェクトを作ったら、Compute Engine インスタンスを作成します。これがインターネットサーバーの作成に当たります。
コンソール左側のメニューからCompute Engineを選びます。

20170815_1

インスタンス名は適当に短い名前を付け、マシンタイプをsmall(共有vCPUx1)に変更します。

20170815_2


そのまま作成ボタンを押してしばらく待ちます。

20170815_3

インスタンスができたら、sshで繋げてみます。ブラウザウインドウで開きます。ここが超簡単で、それだけでsshできます。

20170815_11

なにしろ、認証鍵とか自動で準備してくれます。なにこれすごい。

20170815_12

で、つながります。ユーザーもできているし、sudoもできます。なにこれすごい。

これまでありがちな、「はじめてのサーバー、さくらのVPSで最初に必ずやる設定~」、みたいなのがぜんぶ自動でやってくれるという感じです。あわわ。

20170815_13


さて、マイクラのサーバーをたてます。今回1.12.1のサーバーをたてます。

以下の通りのコマンドをコピーして、[Shift+Insert]で貼り付けて[Enter]していけばいいだけです。

sudo apt-get update
sudo apt-get install -y default-jre-headless
mkdir ~/minecraft
cd ~/minecraft/

ダウンロードするサーバーは、https://minecraft.net/en-us/download/serverで、DOWNLOADリンクのアドレスをコピーします。1.12.1でなくもっと新しいのが出たらそこだけ変えればいいでしょう。


wget https://s3.amazonaws.com/Minecraft.Download/versions/1.12.1/minecraft_server.1.12.1.jar

ダウンロードできたら、初回起動です。すぐ終了するので、EULAに同意する必要があります。

java -Xms1G -Xmx7G -d64 -jar minecraft_server.1.12.1.jar nogui
cat eula.txt
sed -i -e 's/eula=false/eula=true/' eula.txt

好きなseedを使いたい場合は、以下の通りです。たとえば1483524782を使うなら、


echo -e "\nlevel-seed=1483524782\n">>server.properties

という感じです。

sudo  su
screen -S mcs java -Xms1G -Xmx7G -d64 -jar minecraft_server.1.12.1.jar nogui

これでマイクラサーバーが起動しました。

[CTRL+a][d]
exit
で抜けます。

マイクラサーバーを停めるには、


sudo su
screen -r mcs

[CTRL+C]
exit

です。
再度マイクラサーバーを起動するのは、

cd ~/minecraft
sudo  su
screen -S mcs java -Xms1G -Xmx7G -d64 -jar minecraft_server.1.12.1.jar nogui
[CTRL+a][d]
exit
ですね。


さらに


exit

で、sshが終わります。


マイクラサーバーは動いたので、公開します。

GCPコンソールの左メニューからVPCネットワークを選び、外部IPアドレスを選択します。

20170815_4_2

エフェメラルから静的に変更します。名前を適当につけて予約して、切り替わるまで数秒待ちます。

20170815_5

次にファイヤーウォールルールを作成します。これもGCPコンソール左のメニューkら選びます。


20170815_6

ファイヤーウォールルール作成ボタンを押して一つ作るだけです。
ルール名は適当につけ、方向は上りを選んだままにしておきます。許可のルールです。

まず、ターゲットはネットワーク上のすべてのインスタンスにします。ひとつしかインスタンス作っていませんから。


次に、ソースIPの範囲は必要な範囲にしました。自分と家族がつなげるようなので、CMANでIPを確認して、適当な範囲にしておきます。

特に範囲を絞らないなら、0.0.0.0/0と入れておけばどこからでもつながります。

指定したプロトコルトポートは、

tcp:25565

と入れます。PC版Minecraftではこのポート番号です。

20170815_10
作成ボタンを押したら、できましたよ。マイクラサーバー立ちました。

PC版マイクラを起動します。
外部IPアドレスのメニューを選んで、IPをコピペします。

20170815_14

いつものようにマイクラでマルチプレイでサーバーを追加します。
20170815_16


というわけで、つながりました。

20170815_15


簡単にもほどがあります。すごいな。


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