B7スパイラルリングノートにポケットを自作する
紙のノートの話の続きです。
ロールバーンやモレスキンにはポケットがあって便利です。
ところが、多くのノートにはポケットページがありません。A6ノートあたりだと、A4のコピー用紙を四つ折にして少しハサミでカットして張り付ければポケットページができあがります。
ポケットがあると、チケット、入場券、切符、指定券、上陸券、ホテルカード、朝食券などを入れておくことができます。
旅行中などに、寝てしまった幼児を抱っこして、荷物を肩にかけて、改札に向かう途中にスタンプを見つけて押したりしていると、財布やウエストポーチや胸ポケットや封筒などに入れているよりも、ノートにポケットがあると便利です。
手帳タイプの、長辺を綴じたノートだと、市販のシール式ポケットを使う手があります。
B7ノートくらいの大きさだと、市販品が合わず、そもそも短辺を綴じているノートだと三角ポケットでは中身が落ちてしまします。
ノーブルミニリングノートの場合、ダブルリング形式なので、ビニールポケットを小さくカットして大きさを合わせ、レイメイ藤井のパンチで穴を開けて、ダブルリングを開いてポケットページを入れて、リングを元のように曲げなおせば完成です。
ノーブルミニリングノートは、長辺綴じなのでこれでいけました。
現在メインで使っている、スパイラルリングノートB7の場合、短辺綴じだし、ダブルリングのように簡単に開いて入れなおせません。
そういうわけで、ポケットページは自作することにします。
A6ノートで何パターンか自作したことがあるので、それを元に概要設計図を作ります。
B7は本来90mm×128mmですけれど、スパイラルリングノートは表紙こそ90mmだけど中紙は80mm程度の幅しかありません。
こんな感じでいけそうです。
なお、B7短辺綴じノートでもサイズは色々です。この設計図はミドリのスパイラルリングノート <B7> 無罫 北国シロクマ柄用です。
サイズは微調整した方がいいかもしれません。「pocketB7size.pdf」をダウンロード
長さ入りの設計図も置いておきます。調整して使うのも良いでしょう。
pocketB7slim.pdfをA4白紙に印刷します。
外枠を切り取ります。丸くカットするところは、縦に二つ折りにして一緒に切ると後でぴったり合わせられます。
次に、縦に折ります。
角を丸くカットした二枚は、糊で全面を貼り付けます。
この二枚を全面貼り付けしないと、下に落ちる三つ目のポケットができてしまいます。
ポケットは二つ、手前のすぐ取り出せるポケットと、奥のしまって出にくいポケットの二種が出来上がる予定です。
角丸の二枚と、横の小さなのりしろに糊を塗り、貼り付けます。
角の丸い二枚を張り合わせれば、手前と奥の二つのポケットができていることがわかります。
小さなのりしろを貼り付けたら、ポケットの組み立ては終わりです。
あとは、ノートの一番最後のページの表紙側に貼り付けます。これで完成です。
手前のポケットは、小さなきっぷなど、すぐに取り出すものを入れておくと便利です。
A4コピー紙で作れば、紙の摩擦があるのでなかなか落ちたりはしないものです。奥のポケットを使えば、さらに落ちにくくなります。
こんな感じで、B7ノートも楽しく自作ポケットでカスタマイズして、便利に使っています。
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