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2012/03/20

HP200LXの液晶縦抜け補修

メインで使っているHP200LXの液晶に縦抜けが発生しました。

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一度ばらして点検、液晶フレキ接点の掃除と液晶フレキ押さえのスポンジを交換(矢澤さんのhp200lx (液晶コネクタ部加圧スポンジの交換)ページを参照)し、直ったかに思えましたけれど、再発しました。
矢澤さんによるhp200LX修理改造サイトを見ると、hp200lx 故障例 (液晶の縞模様、白抜け)の事例1にあるように代表的な故障のようです。
液晶基板裏面のICの足の半田不良によるもので、実体顕微鏡を使って再半田することで直ることがあるようです。

ふむー。手が出ない。まあ、ルーペでがんばってみよう。

手元のはんだは古いもので、吸い取り線はほとんどなくなっています。これらを買うところからです。大阪駅に行ったついでに東急ハンズではんだと吸い取り線を調達します。ハンズには温度調節機能付はんだごてを置いていませんでした。立派な箱付のでなくて、ちょと太いけど普通のはんだごてとそう変わらない大きさで安いものでいいんだけど。

なにしろ半田付けの腕がない(初心者以前、ド素人以下)なので、goot 温調はんだこて PX-201
を新規に購入します。

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液晶部分をきちんと取り出したのは、大昔バックライトに挑戦したとき以来です。あの時は編み線をぶったぎっていました。1台液晶を壊して2台目でようやくバックライト組込みしたものの、ボロボロの仕上げだったのが懐かしい思い出です。

今はあの頃のようにお店に行ってお金さえ出せばHP200LXが買えるわけではありません。

初心に帰って、きちんと分解するところから手順を押さえて進めてみます。

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まずCドライブをバックアップ後、PCカードや電池等取り外します。

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ゴム足を取り外します。

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トルクス6番ドライバで本体4本のネジを取ります。

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コジアケで電池側を開き、

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反対側はキーボードフレキに傷をつけないように注意してコジアケで開きます。

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電池側の接点の針金が見えたら、ピンセットで二ヶ所を外します。
これで本体側の蓋が綺麗に開きます。

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マザーボードの液晶フレキのコネクタのロックを引き出して、フレキケーブルをマザーボードから取り外します。
これでマザーボードを筐体から抜いて置いておきます。
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ヒンジ部分に二つ見えている白いロックを、大き目のマイナスドライバーで左に45度ほど回転させて取り外します。
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白いロックを二つとも取り外したら、ヒンジカバーの取り外しです。

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まずヒンジ左右両端のカバーをひっぱって外します。


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ヒンジカバーは、爪を押し込んで外していきます。フレキケーブルが中にあるので、勢い余って傷つけないように、まず片側5つの爪を一つずつ外していきます。

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もう片側の爪も外すと、ヒンジカバーの固定が全て外れます。

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さて、液晶側です。
まず前面のシールをはがします。

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4本のトルクスネジを外します。

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ここが食い込んで外しにくかったので、ラジオペンチで少しだけ曲げて開いておき、後で外しました。


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ヒンジカバーをはずして、右首ヒンジのピンをすっと抜けば、分離します。右首はこれ以上分解しません。
フレキケーブルと網線を無理せず取り外します。

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液晶ユニットをカバーを開いて抜き取ります。

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液晶ユニットを取り出せました。ここまでの手順は、無理なく何度でもできる作業です。

さて、今回はここからです。

以前HeroHeroさんの発言によると、
「同じ型番のチップが8個液晶ユニットの裏側に見えると思いますが、上下2組で画面の1/4の偶数・奇数をそれぞれ担当しておりますので、問題のある部分のチップ2つのうちのどれかの足(ほとんど角に近いチップで起るようです)の再半田も必要になってくると思います。」
とのことですので、どのLSIかはだいたい当たりをつけて作業ができます。

と言うか、一度ルーペで見て適当にこてを当てて組みなおして、直ったように見えて1-2日で再発してしまいました。

画面左1/4なので、一番フレキ接点寄りの上下、8ドット目で偶数なので、網線に一番近いLSIだと当たりを付けます。
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ルーペでは、いくら見ても、はんだクラックは確認できませんでした。
4面のうち、一列全部を作業します。フレキ接点寄りの列です。

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フラックスを塗り、吸い取り線を当てて半田を吸います。それから足にこてを当てて半田付けです。

一通り作業して、仮組みします。

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フラッシュカードを入れて、倍速ドライバを組込み、メモエディタで確認します。

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取りあえずの改善を確認したので、本組みします。


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無事縦抜けが解消されました。しばらく使っていて再発しないので、このまま使ってみることにします。


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