美しいフォントをNokia機用に調整
縮小しなくてもNokia機で上下にずれないフリーで美しい日本語フォントの続きです。
コメントで出ていた、M+1VM+IPAG-circle.ttfの方はどんなだっけと見てみます。ああ、これかあ。
でも確かに、S60の設定画面などで、どのラジオボタンを選んでいいのか、表示が欠けていて分からないことがあります。もっとも日本語版E61の純正フォントでも同様ですから、そんなものだろ程度に思っていました。
また、前回公開のM+1P+IPAG-circle-nokia.ttfでは、S60独自記号はまじめに取り合わずに、トーフにさえならなければいいやとほとんど関係のないような記号でも埋め込んでいました。確かにひどすぎるので、今回この記号は調整しました。
以下画像で、一番下が純正フォントのS60独自記号部分、中段が前回公開したいい加減な記号を放り込んだもの、上段が今日作成していたものです。
新幹線の中で、狭いテーブルにノートPCを置いて作成したので、一部線が微妙に曲がっていたりします。また、割とオリジナルの記号に似た感じにした文字が多いですけれど、Silentモードの音符に斜線は趣味じゃないのでハートマーク(これも調整して形が違いますが)を続投しています。ドライブモードみたいな自動車マークも、個人的な趣味で排気ガスを出す自動車ではなく、自転車にしてしまいました。
この部分についても、当然フリーです。連絡不要で改変及び改変しての再配布可能です。
以下で配布しているのは、フリーなフォントです。キャリアの絵文字は入っていません。ぼくはSoftBankでなくdocomoで使うことの方が多いので、入れるとしたらdocomoの絵文字でしょうけれど、キャリアによって絵文字の内容もなんだか違うみたいだし、まあ使いたい人がその人の選定したキャリアの独自絵文字を入れればよいのかなとも思います。自分では使ってないのでなかなか興味が持てずにいます。
端末のROMから抜いた文字は一切入っておらず、フリーのフォントのみで構成されています。
NOKIA E71, NOKIA 6220 classicで表示を確認しました。S60独自記号は適当に作成しました。(0xf800 - 0xf815にある、音符に斜め線などの独自記号のことです)
IPAフォントの再配布条件に従い、 オープンプリンティングシステム用 HP Vector Driverに同梱して配布しています。改変前のIPAフォントも含んでいます。
「M+フォントとIPAフォントの合成フォント」に記号を追加したもの
「M_1VM_IPAG_circle_nokia.zip」をダウンロード
このアーカイブは、
Itou Hiroki
さんが
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/
にて配布された、
M+フォントとIPAフォントおよび Bitstream Veraフォントの合成フォント
のうち、M+1VM+IPAG-circle.ttfに若干の記号を追加した
M+1VM+IPAG-circle-nokia.ttf
を付加したものです。
記号は、M+フォント及びVLゴシックから移しました。
また、0x10000の文字の高さを伸ばして調整しました。
S60独自記号十数文字については適当に作成しました。
この配布物は、元配布物であるM+フォントとIPAフォントの合成フォント
のライセンスに準じて配布しています。元配布物は、
IPAフォント と M+フォント および Bitstream Veraフォントの
ライセンスに準じます。
詳しくは、アーカイブ内のREADME.txtをご覧ください。
VLゴシックフォントファミリのライセンス
VLゴシックフォントファミリ(http://dicey.org/vlgothic/)
から移した記号については、VLゴシックのライセンスに
従います。つまり、
M+ FONTS 由来の部分については、M+ FONTS PROJECT のライセンスが
適用されます。さざなみゴシックフォント 由来の部分については、
さざなみフォントと同様に修正 BSDライセンスとします。オリジナルの
さざなみフォントのライセンスについては添付の README.sazanami を
参照してください。
なお、文書への埋め込みなど、フォントとしての再使用を目的としない
用途においては、以下で言う Redistribution には当たらず、制限なく
行えるものとします。
となります。
------------------------------------------------------------------------------
Copyright (c) 1990-2003 Wada Laboratory, the University of Tokyo.
Copyright (c) 2003-2004 Electronic Font Open Laboratory (/efont/).
Copyright (C) 2003-2008 M+ FONTS PROJECT
Copyright (C) 2006-2008 Daisuke SUZUKI .
Copyright (C) 2006-2008 Project Vine .
All rights reserved.
Redistribution and use in source and binary forms, with or without
modification, are permitted provided that the following conditions
are met:
1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice,
this list of conditions and the following disclaimer.
2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice,
this list of conditions and the following disclaimer in the documentation
and/or other materials provided with the distribution.
3. Neither the name of the Wada Laboratory, the University of Tokyo nor
the names of its contributors may be used to endorse or promote products
derived from this software without specific prior written permission.
THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY WADA LABORATORY, THE UNIVERSITY OF TOKYO AND
CONTRIBUTORS `AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT
NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A
PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE LABORATORY OR
CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL,
EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO,
PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS;
OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY,
WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR
OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF
ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
------------------------------------------------------------------------------
ダウンロード用まとめページNokia機などのSymbian S60 3rd用フォント
| 固定リンク
コメント
フォントいただきました。公開ありがとうございました。
投稿: Star-Mo | 2008/07/27 16:42