« 一ヶ月検診 | トップページ | 外出 »

2008/04/25

国産ケータイのQWERTYマシン922SHで何とかなるか?その5 テキスト閲覧

R0012004

922SH標準のメモ帳ではページスクロールキーに対応していないため、長文のテキスト閲覧は非実用的です。
R0011935


これは困るので、色々試してみました。
まず、付属ソフトで、シャープのサイトからもダウンロードできるツール「PCドキュメント変換ユーティリティー」です。
これは、WindowsPCのプリンタとしてインストールされるツールです。つまり一度WindowsPC上で、必要なテキストをこのプリンタに印刷すると、SVG Tinyという携帯電話向け標準画像フォーマットに変換されます。この画像ファイルをメールなどで922SHに送ってやれば、内容を閲覧できるというものです。
もともと、Officeやpdf形式のファイルをSVG Tiny形式画像データに変換するためのツールのようです。適当に秀丸から印刷をかけて試してみました。
R0012007


なるほど、画像ファイルになるので、Officeファイルのレイアウトなどは再現できるのでしょう。残念ながら、長文テキストファイルをさくさく閲覧できるようなものではなく、異常にもっさりした動作で耐えられるものではありませんでした。そもそも1ページが一つのファイルに変換されるので、100ページ印刷したらファイルが100個できてしまいました。長文テキストをサクサク閲覧するような用途には向きません。
そもそも、このツールをインストールしたWindowsPCが必要になるのも欠点です。

ケータイ書籍はどうでしょう。
R0011949


前身のザウルス文庫だと、テキストファイルも読めるバージョンもありました。bookフォルダにテキストファイルを放り込んでみましたが、ケータイ書籍では開くことができませんでした。自作テキストの閲覧には使えません。

bookフォルダにその他フォルダからコピーするのも、micorSDをPC(Mac)に差し替えて行う必要がありました。

R0011997


なお、ファイラーは内蔵標準のものではなく、無料のアプリケーションソフト「Tree!Explorer VP」を別途自分でインストールして使っています。
「Tree!Explorer VP」の有償Plus版にはテキストファイル閲覧機能があるのですけれど、922SHは未対応らしく、購入ダウンロードができませんでした。

さて、SVG-T形式のビューアは操作性が悪かったですけれど、内蔵ドキュメントビューアである、Picsel Viwerは快速です。いくつか試した結果、WordのDoc形式にしておけば、かなり快適に長文テキストも閲覧できます。
Doc形式なら、MacでもLinuxでもアプリケーションソフトを入れれば普通に作れます。
R0011932


ただ、普通にA4サイズで作ってしまうと、ページスクロールで次のページに飛んでしまいます。

R0012002


色々試した結果、ページ設定を横長の用紙にすれば快適です。はじめ、922SHの画面サイズに合わせた用紙を作りこんでみたりしていましたけれど、もっと簡単に設定できることに気づきました。
Word(またはDoc形式互換ソフト)で、長形3号を用紙に選び、横にします。上部余白をゼロ、左右の余白を1mm、下部余白を1.4mm程度に設定します。これだけでOKです。

「for922sh.doc」
一度書式だけ設定した空のファイルを作っておけば、後はそこに貼り付けるだけで済みます。

R0012001


最後に、好みでフォントの大きさを調整するだけです。12-20程度の間で適当に使っています。

手許のテキストで、一行の文字数が少ないものが多くあり、その場合は2段組にするとページ数を節約できて便利でした。

Doc形式を活用することで、すでに作ってあるテキストの閲覧は、満足いくようになりました。
ページ送りをポンポンできるのが快適です。

922SH上では、txtからDocへの変換ができません。また、Picsel Viwerはケータイ書籍のようにファイルを閉じるときにどこまで読んだか記憶することができませんし、しおりをはさむこともできません。

922SHで起こしたテキストファイルで長文のものをそのまま快速で閲覧する方法はないでしょうか。良いソフトがあります。922SH標準ではありませんけれど、後からフリーソフトを追加インストールしてやればよいのです。

おすすめのテキストビューアは、stViewerです。

古い例えで恐縮ですが、hp100LX用のLEを思わせる高速軽快な素晴らしいソフトです。もちろん922SHで動きます。日本語文字列検索の速さ快適さは恐るべきものです。

R0011982


残念なことに、922SHでは、stViewer3GC 0.1.1は横長フルワイドVGA液晶の真ん中に、縦に表示されます。
けれど、そこだけ我慢すれば、問題なく使えます。

R0011983


センターキーを押せば検索語入力です。

R0011986


本当に一瞬で検索されます。最初、既に検索した結果が表示されていることに気づかないほど高速です。凄い。
次への検索移動もセンターキーです。

R0011990


ファイラー画面も左右キーでディレクトリ移動してファイル選択できて快適です。

R0011991


10万行までのテキストに対応できます。設定で、テキストの読み込みを途中の行までに制限することができます。
しおり機能があるので、前回見ていたところをすぐ開けられます。手動で10ヵ所のしおり設定もできるようです。

R0011993


初期状態では、ファイルの読み書き時に一々ダイアログがでるので、設定ですべて許可に変更しました。
快適になりました。起動も遅くなく、1秒程度で立ち上がって前回見ていたテキストファイルの前回見ていた位置を表示ます。まったくストレスなくテキスト閲覧ができます。たとえばJavaだから起動や動作が遅いとか、そういう心配はありません。体感では、S60やWindowsMobileのネイティブアプリより早いのでは、という印象です。

stViewer3GCは優れたテキストビューアです。922SHはこのような優れたフリーソフトを後からインストールして、自分好みの快適な環境にカスタマイズすることができます。

922SHで動作するフリーソフトとして、パスワード保護階層メモソフト「覚え書き(Light)」と、「miniTomboViewer」をあげておきます。PocketPCやWindowsMobileデバイスでTomboの暗号化メモを利用していた方なら、データを使い回せば便利そうです。ぼくはあまり使っていなかったので詳しく検証していません。
R0011994

どのソフトも、922SHのフルワイドVGAの真ん中に縦にちょこんと表示されるだけかというと、そういうわけではありません。

R0011999


たとえば、iMonaは、対応版があります。iMona@zuzu@Wだとこのように922SHの画面いっぱいに表示されます。

なお、922SHで動作するけれど、画面中央にしか表示できないstViewer3GCのソースコードは、作者のサイトからダウンロードできます。BSDライセンスだそうです。
なお、922SH用のフリーソフトをS!アプリとして公開するのは、コンテンツプロバイダに制限されているので、iMonaやstViewerはアプリゲットに開発者登録して公開しているようです。

・・・どなたか、横画面ワイドVGA対応してくれないかな~。


国産ケータイのQWERTYマシン922SHで何とかなるか?シリーズ
その1 大きさ
その2 キーボード
その3 ちょこっとメモ
その4 メモ帳
その5 テキスト閲覧
その6 様々な活用、動画再生など
その7 スケジューラ

|

« 一ヶ月検診 | トップページ | 外出 »

コメント

テキストファイルなら、拡張子をtxt→zbkに変更すると、ケータイ書籍に認識されますよ。一度に複数のファイルの拡張子を変更するフリーソフトを使えば、凄く簡単です!

投稿: わふうー | 2008/05/03 00:53

わふうー さん、こんにちは。

ありがとうございます。bookフォルダ内に、拡張子を.zbkに変更したテキストファイルを入れると認識しますね。

初期ザウルス文庫形式との互換性を残しているのは素晴らしいですね。
WindowsPCでの作業が必要だと不自由なので、922SH内で拡張子変更とBookフォルダへの移動ができて完結できるとうれしいですね。

投稿: あやち | 2008/05/05 11:11

わふうーさん、あやちさんこんにちは
922SHを購入し、青空文庫をどうやってよもうかと思っていたのですが、ケータイ書籍で快適に読めるようになりました。ありがとうございました。

投稿: mobilememo | 2008/05/05 12:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69188/40983816

この記事へのトラックバック一覧です: 国産ケータイのQWERTYマシン922SHで何とかなるか?その5 テキスト閲覧:

« 一ヶ月検診 | トップページ | 外出 »