サンスターのスパイ手帳を思い出す、htc Advantage X7501到着

SIMロックフリーのノンキャリア携帯、htc Advantage X7501が発売になりました。



PDA工房から発売日に届きます。オマケが色々入っていました。
なんか使いにくそうな筐体のhtc Advantage X7501、あまり興味がなかったものの、SIMロックフリー端末をキャリア縛りなしにメーカーが出すのですから、とりあえずご祝儀で購入です。そう、そのつもりでした。



パッケージはiPodやOQOを少しだけ思い出す、悪くないものですけれど、とっとと開梱します。本体は想像以上に薄型で、EM ONEと比べても遥かに薄いです。画面はありえないくらい大きいです。



キーボードと磁石で合体したときの写真のインパクトが強いですけれど、大きさは意外にそれほど巨大でもありません。



キーボードと強力磁石で合体したときの姿は、なるほど机の上で使うなら、ZaurusやEM ONEよりずっと画面が見やすいです。
筐体画面左側に、OKボタンとwinボタンがあります。キーボードには左右ソフトキーがあるので、画面にタッチしなくても割と使えてしまいます。左側面には下からイヤホンジャック、充電とシンク兼用ミニUSB、VGA出力のジャックがあります。画面出力用のケーブルは標準添付されています。



画面右側にあるボタンはOpera起動が割り当てられています。長押しで加速度センサによるスクロール機能の有効無効を切り替えられます。筐体を傾けてスクロールは面白いです。一通り遊んでオフにします。右側面下に電源ボタン、そしてコミュニケーションマネージャボタン（長押しでボイスメモ）ボタンがあります。
なお右側面上端にはスタイラスと、カメラボタンがあります。



左側面上端には、ボリュームスライダーがあります。画面左上にスクロール用のジョイスティックがあります。電源ランプを兼ねています。



画面は大変鮮やかです。とにかく大きくて見やすいです。この画面は気に入りました。
初代カラーザウルスを思い出すような大きな画面と筐体ですけれど、できることは比較にならないくらい充実しています。



標準添付の革ケースは、出色の出来です。素晴らしいです。



SoftbankのSIMを入れて、電話をしてみました。発信着信とも、ハンズフリーです。スピーカーから出る音声は鮮明で聞き取りやすく、通話相手に届く音声も明瞭です。意外や意外、電話として割と普通に使えそうです。
カメラを試したら、オートフォーカスです。話にならないオマケカメラと思っていたけれど、意外にこれは使えそうです。
（以下カメラサンプル2枚、リンク先は原画）　
　

想像よりは巨大でなく、普通に手帳として常時持ち歩ける大きさです。
キワモノのつもりで入手したら、hp200LX後継の実用品かもしれない、という意外な展開に、戸惑っています。