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2007/09/12

ハードウェアキーボードの桎梏 - UBiQUiO 503Gインプレ

X02HTの先行予約受付は9月20日までとなっています。恐らく今月下旬にも、X02HTが発売になるのでしょう。

BlackBerry型端末のなかでも、X02HTはタッチパネル機能がないWindows Mobile 6 Standard Editionとなります。画面を直接タップしたり、タップアンドホールドでメニューを出したりといった操作や、スクロールバーをドラッグしたりといった画面に触れての操作ができないEditionになっています。従来のPocketPC用アプリケーションソフト、Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC Phone Edition用アプリケーションソフトがインストールと起動はできたとしても、今まで通りに全てそのまま使えるとは限らないわけです。

X02HTの320x240横長画面、QWERTYキーボード、ネットワークオペレータ(キャリア)が提供するプッシュメールサービス公式対応といった特徴は、ぼくには魅力的に思えます。
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残念な点は、Xシリーズでは、ネットワークオペレータによるWAPサービス(Yahoo!ケータイ公式サイト)に対応していない、とはっきり表明されていることです。

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WAPが利用できないと、たとえば東海道山陽新幹線のExpress予約は、PC向け画面の作りが悪く小箱のWebブラウザでの操作性が極端に悪く、ケータイ向け画面と比べて機能も劣るため、さくさくと利用することができなくなります。
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Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC Phone Editionの世界では、VodafoneジャパンのWAPを利用する手順は非公開ですがクラックされており、設定することは不可能ではなかったようです。アクセスポイントの作成とプロキシの設定、ブラウザでUAの設定を行えば可能との話です。UAを自由に設定できるブラウザが必須となるため、IEそのままやOpera MobileやOpera miniではできず、NetFront v3.3などが必要になります。
(Nokia機でYahoo!ケータイを利用しようとすると、705NKや702NKや702NKIIといったキャリア端末を選ばざるを得なくなるのは、アクセスポイントは設定できてもUA設定のできるブラウザに欠けるからです)

320x240横長画面とQWERTYキーボードは前提として、さらにWindows Mobile 6 Classic Edition もしくは Windows Mobile 6 Professional Editionの端末なら、タッチパネルが使える分、従来のPocketPC用アプリケーションソフトの互換性が高まることが期待されます。

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そういう端末の例として、UBiQUiO 503Gがあります。
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320x240横長画面、QWERTYキーボード、HSDPA、Bluetooth、WLAN、2メガピクセルカメラ(マクロ機能付)、CPU PXA27x 520MHz、microSD、Windows Mobile 6 Professional Edition、サイドにはジョグダイヤル、小型軽量コンパクトで打ちやすいキーボードの端末です。

UBiQUiOは、英国マンチェスターのブランドです。日本向けResellersはeXpansysになるようです。というか、UBiQUiOチームはeXpansys plcの一部です。
売りになるスペックを心得た感じで、UBiQUiO 503Gの仕様はとても魅力的です。穴がない感じです。

Motorola Q9と兄弟のようなハードウェアスペックですが、UBiQUiO 503GにはMOTO Q9にあるOpera Mobileがプリインストールされていません。Mobile Officeがないのは同様ですが、DocumentsToGoは添付されていません。MOTO Q9はMobile OfficeがなくDocumentsToGoは添付されているそうですが、UBiQUiO 503GはOffice Mobileが入っています。(2007/9/13訂正)
じゃあMOTO Q9の方がいいじゃん、とはいかず、まずMOTO Q9はStandard Editionで、UBiQUiOはProfessional Editionです。ハードウェアにしても、キーボードが違います。RAZRのMotorolaらしく平板で間の空いていないキーボードのMOTO Q9と異なり、UBiQUiO 503Gのキーボードは丸く飛び出て、どちらかというとTreo寄りの形状です。UBiQUiO 503Gのキータッチはとても軽く、打ちやすいです。押さえ間違いが起きにくいキーボードです。
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とはいえ、UBiQUiOのキーボードの「,」「.」キーはいただけません。カーソルキーのFn(赤丸)押しです。カーソルキーなら上にでっかいのがあるのに。

慣れとは恐ろしいもので、EBtWM6で打つうちに赤丸を気にせず打てるようにはなってきます。
目下、設定で悩んでいるのは、T830のときに経験したような文字落ちというか、キーの取りこぼしが激しい点です。これは、ゆっくり打鍵すれば回避できているものの、がしがしメモを書くテストをしたくて調達したWM6機のつもりだったので、苦慮しています。
QWERTYキーボードが付いているからといって、非常に高速にテキストを打てるとは限らないものです。もっとも、これはぼくの設定のせいかもしれません。もともとUBiQUiO503Gは日本語版ではありません。CE-Starを試用したり、Askalさんの成果を使わせていただいて、とりあえず動かしています。

でもまあ、ぼくの感覚ではiPhoneよりはちょっとだけマシかなと、今のところは思っています。iPhoneは素敵すぎるので、そのうち意見を変えるかもしれませんけれど。日本語版iPhoneが登場したら、どれだけ使えるかは試してみたいです。今は、ぼくはハードウェアキーボードにとらわれています。キーボード付の小箱に縛られる身です。

なんにしても、EBtWMがiPhoneで動くわけではないでしょう。
しばらくは、UBiQUiO503Gを楽しむこととしましょう。

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