X01HTアップデート
X01HTソフトウェアのバージョンアップがソフトバンクモバイルからのプレスリリースで案内されています。
ダウンロードはHTCのサイトのページからできるようになりました。
早速、試してみます。
…何も機能が改善されている様子もないし、改善点の記載も皆無です。不思議なバージョンアップです。
imei-check.co.ukでのSIMアンロックもちゃんと効いたままで、FOMAのmoperaU接続でNetFrontなら繋がります。IEはmoperaU接続でもプロキシ見に行っているのか繋がっていない感じですが、細かく検証はしていません。
あ、もちろんメッセージ完全抑制のために\Windows\StartUpにimei-check.co.ukのWelcome.exeを入れています。
ソフトバンクモバイルによれば、「これは、より快適に「X01HT」をご利用いただくため当社ネットワークをバージョンアップすることに伴う措置です。」だそうです。
ぼくが気がついた変更点は、open.softbank.ne.jp接続の認証IDとパスワードが変更になったことくらいでした。また、これに伴ってなのか、ExtROMの中身のファイルがいくつか削除されています。
PP_ConnVKK_1.33.761.1.CABとProvisioning.exeとPT_SIMlock_Empty.CABがExtROMから削除されています。open.softbank.ne.jp接続は作られているので、パスワードがそのまま記載されていたProvisioning.exeが削除され、大元のROMイメージ内で既に設定された状態になっているようです。
実際、\Windows\PreConfig.txtが走る前にリセットホールを突いても、open.softbank.ne.jp接続は設定済みでした。ユーザー名はopenからopensoftbankに変更になっています。
ソフトバンクモバイルからは、「旧ソフトウェアのままでは、ご利用中の「X01HT」において、2007年4月1日(日)よりパケット通信が行えなくなりますのでご注意ください。」と表明されています。
これがもし、ユーザー名openで接続認証を通さないようにするという意味なら、ぼくはSoftbankを解約するのが妥当かと思っています。ただでさえ工事や障害で思うように使えないことのあるネットワークオペレータですから。
ソフトウェアのバージョンアップと言われるとユーザーにメリットのある、たとえばMMSが使えるようになるとか、A2DPが使えるようになるとか、そういうものを期待するのですけれど、ユーザーにとってのメリットを提供しようという誠意の欠片も感じられません。
とはいえ、Softbank加入の大きな動機になったN73やE61のSoftbank版は未だに発売になっていません。WindowsMobile端末なんてどうでもいいから完全日本語版NOKIA欲しいな。E61のスタンダード版が近々出るならFOMAで決まりなんですけれどもね。
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