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2006/05/20

OpenZaurus-ja登場!

naismith さんとqtrdesktop-jpさんにより、OpenZaurus-jaが作成されています。
詳しくはWikiができているのでそちらへ。

Opie010
とりあえず、SL-C3000シリーズ用バイナリ一式が上がっています。早速、SL-C3100で試してみました。


Sc_sat_may_20_155440_2006
インストールの手順は、本家の通りです。
OpenZaurus-jaのダウンロードページから、以下の四つのファイルをダウンロード。
gnu-tar
opie-image-3.5.4.1-rc2-spitz.rootfs.tar.gz
updater.sh.spitz
zImage-2.6.16-spitz-20060514073804.bin
そして、SDに放り込みます。ファイル名を、
gnu-tar
hdimage1.tgz
updater.sh
zImage.bin
と変更します。
SL-C3100をD+Bを押しながらリセット、内蔵CF(HDD)をいきなりfdiskです。もちろん今までのデータは全て消えてしまいます。パーティションの大きさを変更するので、容易に元に戻せません。
ダブルスロット化しているので、8GB CFを引き抜いて、代わりに適当なCFをOpie用に挿します。
rootで入り、
fdisk -l /dev/hda
で確認、
fdisk /dev/hda
でさくっとパーティションを切ります。

Command (m for help): o
Command (m for help): n
Partition type: p
Partition number (1-4): 1
First cylinder : 1
Last cylinder or size: +600M
(150MBもあれば十分らしいです)

Command (m for help): n
Partition type: p
Partition number (1-4): 2
First cylinder : [Enter]
Last cylinder or size: +80M
(ここは/homeになるので、適当に)

Command (m for help): n
Partition type: p
Partition number (1-4): 3
First cylinder: [Enter]
Last cylinder or size: [Enter]
Command (m for help): w

で、/homeをフォーマット
mke2fs -j /dev/hda2

さて、リセットして[OK]+[ON]でSDからアップデートです。hdd1のサイズが大きいのでアップデートに若干時間がかかります。

そしてリブート、初回のみ聞かれるブートメニューのパスワードを適当にセットして、起動します。
ZaurusにLANカードを挿して、コンソールで
ipkg update
します。
ipkg install qpf-font-common qpf-unifont opie-i18n-ja
で、日本語表示は終了です。
qpf-font-common
qpf-unifont-160
opie-i18n-ja

の三つのipkをSDに入れておけば、もしかしたらLANカードがなくても大丈夫かも。
基本はfeedからパッケージをネットワークインストールです。
ipkg install パッケージ名
で、必要なパッケージも入ります。
コンソールで、
ipkg install qpf-unifont-160
とすれば、ネットワーク接続していれば、qpf-font-commonも必要だと自動で判断されダウンロードされインストールされます。便利です。

Sc_sat_may_20_163800_2006
メニューのタブを日本語にするには、まずLanguageアイコンをタップしてJapaneseを選びます。

Sc_mon_may_15_090756_2006

AppearanceアイコンをタップしてFontでUnifontを選べば、日本語フォントが設定され表示されます。


Sc_mon_may_15_090927_2006_1


お待ちかねの日本語入力です。poboxserverとqpoboxを入れれば可能です。とりあえずは、naismithさんのfeedから入れてみます。
feedの登録のしかたは、Opieの場合、
src/gz myfeed http://naismith.sakura.ne.jp/feed/opie
と一行書いたmyfeed.confファイルを/etc/ipkg/にコピーします。
ipkg update
で、準備完了のはずです。


poboxserverqpoboxをインストールします。
ipkg install poboxserver qpobox
ファイルを事前に準備してインストールなら、
ipkg install poboxserver_1.2.5-r2_armv5te.ipk
ipkg install qpobox_0.5.4-r0_armv5te.ipk
でしょうか。

きちんとインストールできたかは、PackageManagerのアイコンタップで一覧を見て、青丸が付いていたら無事インストール完了です。
このあたり、何度かエラーを出しながら試行錯誤していました。詳しくは未確認です。


Sc_mon_may_15_091016_2006

さて、このパッケージではpoboxserverが自動起動されないので、手動で上げてやります。
その前に、/etc/init.d/pbserverを書き換えました。
/home/QtPalmtop/poboxを/opt/QtPalmtop/poboxに書き換えました。
/bin/sh /etc/init.d/pbserver start
で、起動します。もっとちゃんと書き換えるのはとりあえず措いて、先に進みます。
qpobox.keyを用意します。BSも効かないのはさすがに試すにも辛いためです。
~/Settings/qpobox.conf は空なので、KeyConfigFilename = ./の行を付加します。そのパスに用意したqpobox.keyをコピーします。
頭を冷やすためにも、一度リブートします。


Sc_mon_may_15_090733_2006

とりあえず、日本語表示と日本語入力ができました。

シャープ純正ROM+スペシャルカーネルなんてもんじゃなく驚異的にサクサク動く、2GBや4GBのSDも読み書きできている、というのは以前も取り上げた通りです。


Sc_mon_may_15_090102_2006

兎にも角にも、期待大です。
完成度という意味では、まだまだこれからです。
Zaurusは昔からおじさんのおもちゃの側面もあり、メーカーべったりのユーザーも多いようにも思います。そういった向きには全く勧められません。shケータイやW-ZERO3の方が良いでしょう。

一方で、メーカーからは仕様の変わらないハードだけ提供されて、オープンであれば、ユーザーが何もかも作る文化もあるでしょう。
OpenZaurusはそういった、自己責任をもって自分で作る手合いにはおすすめです。日本語環境が全くこれからですけれど、Opieがめっちゃ速いという一点だけでも、(やがてはこれをメインで使うことになるんじゃないだろうか)と思わせる出来です。
pdaXromというそれなりの完成度の環境も別途すでにあるので、将来的に実用性が高くなればとOpieで試しています。gpeも遊ぶのにとても面白そうですけど、なかなか手が回りません。

参加者がどんどん増えて、日本語ユーザーのノウハウがたまると良いなあ、と思っています。

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コメント

わーい、御紹介ありがとうございます。しかしすみません、opieのfeedを諸事情により(^^;)消してしまいました.うーん、レンタルサーバ1Gでは苦しいです.

投稿: naismith | 2006/05/20 22:41

>一方で、メーカーからは仕様の変わらないハードだけ提供されて、オープンであれ
:

これってシャープが昔の8bitパソコンで
やってたことなんですけどね
(厳密には違いますが)
スペック大きく変えなくて余計なコンテンツ
入れなくてSL-C1000なみに買えるSL-C3xxx
シリーズにしてほしいですね!!
私にはキー操作のみで何でもできるKeyhelperAppletがキラーアプリなので
OZ, pdaXromにはなかなか手がでませんねぇ

投稿: zaz | 2006/05/23 03:32

OSの入れ替えをするときにNandバックアップをするのを忘れてしまい、元のQtopiaに戻そうにも出来なくなりました。もし、戻す方法をご存じならどうか教えてください!!!

投稿: north | 2006/07/26 19:54

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