3-2-1-0 Debian Thunderbird
Debian Sargeに先週ようやくThunderbird 1.0が落ちてきました。
以前の開発版ThunderbirdのSpamメールフィルタだと、逆はともかく、HamをSpamと誤認するのが許せませんでした。bsfilterではHamをSpamと誤認することだけは一度もないので、安心してゴミ箱直行できていました。bsfilterはRubyで書かれたベイジアンSpamフィルタです。
Sylpheedとbsfilterの組み合わせが今までの環境です。~/MailはWanderlustでもそのまま使えるので、SylpheedとWanderlustを機能によって適宜使い分けていました。
Windows上では、インターネットメールを使い始めた当初からずっと長い間Becky!ユーザーでした。Linuxにメイン環境を移行したときにSylpheedとWanderlustを選び、Spam対策には日本語対応のbsfilterを利用していました。
今回Thunderbirdへ移行しようと思ったのは、プラットホームを選ばないからです。GTK+1.x必須のSylpheedやemacs前提のWanderlustも悪くはないですけれど、たとえばMac上で環境構築しようとするとThunderbirdの方が敷居が低そうです。
データ形式も、Sylpheedでmboxでエクスポートして、THunderbirdのローカルフォルダに放り込むだけで終わるので、移行は楽です。Spamフィルタは最初はかなり悪いし、少し学習するだけではやっぱり悪いですが、Hamを学習させたりホワイトリストを充実させると良いらしいので、しばらく試してみようと思っています。まあ、Sylpheed+bsfilterに戻すのはいつでもできることですし。
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