2019/01/20

GeminiPDAでライフログ(タイムスタンプ付き即時メモ)

みかちゃんと話をしていて、PIMはAndroidやiPhoneで使えるようになったけれど、HP 100/200LXのテキストメモは今でも最も使いやすい環境だという話が出ます。

で、今ならGeminiPDAがHP 100/200LXの替わりの第一候補だと思います。

ぼくが使っているのは、タイムスタンプ付き即時メモです。それもテキストファイルで保存するものです。

元々はHP 100LXで作ったシステムマクロとME.EXMによる環境が元になっています。
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「タイムスタンプ付きのメモを、一つのテキストファイルの先頭に常に最新のメモが挿入されるように書き込む。」

これだけの単純なことです。今で言うライフログみたいなものでしょうか。
このテキストファイルは、一つです。いくつも分けたりしないです。必要な場合、CSVなりのデータファイルを別に作ることはあります。でもそれは即時メモとは別の話です。

HP 100/200LX の場合、標準のシステムマクロで簡単にできました。EXkeyすら使いません。

Scrn1901


システムマクロなので、Fn+F1キーを押せば、瞬時にメモを書ける状態になります。瞬時というのは1秒を大きく下回るということです。0.1秒とか0.2秒とかそういう感じです。そしてF10なりで保存して終了です。

HP 100/200LXの場合は、電源ONボタンを押すと瞬時に(0.1秒未満です)画面が点きます。筐体を開いて[ON]
{Fn+F1}で、そのままメモの本文を打って、保存して終了です。目で画面のボタン位置を視認して指でタップしてというような手間はない、目をつぶってもできる瞬時の操作です。これがとても大事だっと思っています。

この環境を作るために、たくさんの小箱を買っては色々試し、いつもHP 100/200LXには及ばないと思う時期が25年以上続いているわけです。

とはいえ、Nexus 5の頃のことですけれど、環境的には近いことができるようになってきました。Nexus 5では小型のBluetoothキーボードだったので二つの筐体を保持するなどの難点がありました。
で、今では
GeminiPDA
という素晴らしい機種があるわけです。

GeminiPDAをAndroidで使って、同じようなタイムスタンプ付き即時メモを取る環境が今日の話です。

アプリとしては、Jota+というアプリを買います。PRO-KEYは650円です。だまされたと思って、もしくは何も考えずに、買ってください。もし、ぼくがAndroidアプリで1本だけ課金するなら、Jota+を選ぶと思います。

ぼくは、あと保存場所にDropboxを使っています。Dropboxはフリー版の範囲でしか使っていません。テキストファイル なら容量的にも十分です。

さて、設定ですが、まずはDropboxの適当なフォルダーにテキストファイルを一つ用意します。ここでは
MEMO.TXT
というファイルにします。名前はなんでもいいです。

Dropboxアプリですけれど、一度ログインしたら後はほとんどそのままつかいますけれど、少し設定をすると便利になります。

まず、テキストファイルをJota+で開くように設定します。

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これで、MEMO.TXTなりをタップすればJota+で開きます。これだけでももちろん使えます。

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よく使うファイルなのでスター付きにしておけば探す手間もありません。


Dropboxの設定は、後でもう一点します。でもとりあえずJota+が起動したのでJota+の設定をしましょう。

まずはタイムスタンプです。定型文という機能がありますので、ここに登録します。

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登録内容は、こんな感じです。


%yyyy%/%MM%/%dd% %HH%:%mm%:%ss% %|%

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つぎにショートカットキー登録です。ぼくはファイル先頭にカーソルを移動するのをCTRL+Tに、タイムスタンプ挿入をCTRL+Dにしています。キーはお好みで。

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ついでにCTRL+Sで上書き保存、CTRL+Qで終了にしています。


つまり、Jota+が起動したら、
CTRL+T CTRL+Dと打ってからメモを取り始めるということです。


2キー打つのがやや手間ですけれど、LXのときも電源ONは押していたのであまり気にはなりません。

ここまででタイムスタンプ付きメモは取れる環境ができました。


でも、即時メモと言うにはまだ少し手間があります。1秒未満でメモを打ち始めないと即時とは言えないと思います。
問題は、Dropboxを開いてMEMO.TXTをタップして、そこから自動ダウンロードされたMEMO.TXTをJota+で開くという手間とタイムラグです。Jota+にはDropbox ConnectorV2もありますけれど、そちらを使うと1-2秒待たされていることがよくわかります。これでは即時メモではありません。

でも、今では即時メモができます。DropboxとJota+と両方に設定をします。

Dropbxの方では、オフラインフォイルの設定をします。MEMO.TXTをオフラインファイルとして指定すれば、GeminiPDAのファイルとDropboxが自動で同期します。電波圏外で編集したローカルファイルは圏内になれば自動でアップデートされます。ポイントはメモを打ち始めるのがローカルファイルに対してなので瞬時起動になる、待たされないという点です。


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Jota+の方は、設定のファイルで、起動時の動作を前回開いたファイルを開くにします。


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これでタイムスタンプ付き即時メモの環境が完成です。

Jota+の設定は念のため、設定その他でGoogleDriveへのバックアップや設定バックアップをしておけば安心です。

GeminiPDAで環境を作りましたけれども、もちろんBlackberry KEY2 LEでも同様です。Blackberryならランチャーから「J」とかでJota+起動にしておけば、画面タップも一切不要で即時メモ取り開始ですね。

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2018/10/25

GPD Pocket2はわずかに重くなりました

GPD Pocket2が届きました。

Core m3になってストレスなく動くと期待できます。


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で、気になっていた実機の実重量を計測します。GPD Pocketは実機500gで設計値より重かったのです。


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508gでした。残念、GPD PocketよりGPD Pocket2の方がわずかに重くなっています。
測るまでは重くなった気も軽くなった気もしませんでした。1%程度ですから。

何度も計測して、507gか508gで間違いありません。重くなっています。

もう一つ残念だろうと思っていたポインティングデバイスですが、
マウスカーソルの動き、いいです。ThinkPad赤キャップに換えたGPD Pocketよりマウスカーソルのコントロールはしやすいかもしれません。
ただ、クリックボタンがセンサ面押し込みなので、押し込んでしまうとクリック時に位置がずれることがあります。キーボード左上にも独立左右クリックボタンがあります。両手で筐体を持っている場合には使いやすいです。机に置いてホームポジションで使うことには最適化されていません。まあ工夫でなんとかなる範囲ではあります。そもそもタッチパネルで使ってもかまわないのですし。

実際使ってみて、ウィンドウGUI操作上は外付けマウスは不要だと思える使いやすさです。マウス使ったゲーム等をするなら必要かもしれませんけれど。

使っていて動作が重くなるような印象はありません。底面ファンからの暖風が少し気になりますけれど、うるさいときはファンを停めるスイッチまで用意されています。使い勝手はよく考えられています。


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キーボードも配列がいじられていますけれど、慣れれば使いやすそうに思いました。最初はとまどいますけれど、悪くありません。


よくできたWindows 10 小型ノートPCです。普通に使えそうです。

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2018/09/13

Moto Z用キーボードMod生産中止

Keyboard Mod: A Physical Keyboard For The Moto Zは残念ながらキャンセルされました。

クラウドファンドIndiegogoの該当プロジェクトページの「Update」に詳細が公表され、出資者にはメールが届きました。
paypalでの全額返金か、 今後発表予定の「Q-device」というスライドキーボードスマホへの初期ロット出資の割引適用が選択肢です。

キーボードModのためだけに残していたMoto Z2 Playも引退させようかと思います。

手元には、Gemini PDAのファーストロットとセカンドロット、そしてBlackberry key2があります。
Keyboard Mod、さようなら。

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2018/06/28

Gemini PDA カメラ、CTRLはAの横

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Gemini PDAのカメラも届いています。モジュールをはめて組み立てます。
最初認識せず、コネクタを押してはめなおしたらやっと再起動で認識しました。


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最初、ああ使えないトイカメラ、と思ったものの、屋外で明るければそれなりで、なんとなく便利に使っています。
コンデジの代わりには画像処理不足です。

そうそう、5chあたりではキーカスタマイズを色々試されているようです。いいですね。

ぼくはカーソルキーはいじらずに、ハイフンとバックスラッシュに加えて一点、CTRLはAの横、にだけしています。


Img_20180628_211847

あまりいじっていないので、キートップも差し替えていません。

「chgkey2_20180628.zip」をダウンロード

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2018/06/02

Gemini PDAのキーボードをカスタマイズする(root権限不要)

Gemini PDA USキーボード版ですけれど、大変気に入って毎日使っています。


ちょっと気になるのは、ハイフンや長音をFn+oで打鍵しなければ入らないのが面倒に感じることです。
もちろん、root権限付きのファームを書き込めば、keylayoutも、keycharsも好きなように書き換えできるわけですけれど、最近のAndroid端末はrootを取らなくても普通に使えることが多いので、root権限なしの標準ファームでいいやと思っているところです。


さて、非rootでキーボードのキーカスタマイズする方法として、Andorid4.1から、User-installable keymapsという仕組みでユーザーがインストール可能なキーボードマップをサポートするようになりました。日本語109キーボードを外付けで使うときに便利になったあの機能です。

この機能を利用して、Gemini PDAのキーの入れ替えができるはずです。アプリを作る必要はありますけれど、y10gさんがそのものずばりのソースを公開してくれていますので、これを参考にすればなんとかなるかもしれません。

公式のデベロッパーガイドでも、丁寧に説明があります。よくわかりませんけれど、たぶんなんとかなるでしょう。

というわけで、まずはAndroidの開発環境を作ってみます。今はAndroid Studioっていうのがあるのか、初めてダウンロードして入れてみます。


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インストールが終わると、早速作ってみる感じです。

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なんだかわかりませんけれど、初めてのアプリの作成ガイドの通りにやってみます。


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チュートリアルが分かりやすいです。アプリの名前は「chgkey1」とかにして試してみるかな。
自分のドメインを入れます。公開しなければ、なんか適当なユニーク文字列でもいいかもしれません。(このドメインはアプリの特定のために、後でドット区切りを逆の順番に並び変えて記述します)

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4.1以降の機能を使うし、はなからGemini PDA用です。ヌガー以降にしておこう。Andorid対象バージョンは7以降を選びます。


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何も考えずに表示されたEmpty Activityのまま次へ進みます。Finishボタンを押して終了です。

ふむふむ。あっという間にhello worldアプリが一行のコードも書かずにできました。すごいな。Javaを全く書かなかったぞ。


さて、キーボードのキー入れ替えのアプリを作ります。hello worldアプリにちょっと手を加えるだけですみます。
y10gさんありがとうございます!感謝です。


いじるのは、
AndroidManifest.xml
と、
res/values/strings.xml
です。

追加したのは、
res/values-ja/strings.xml
res/xml/keyboard_layouts.xml
res/raw/chgkey1.kcm
です。

javaのコードは一行も書きません。xmlいじったのと、キーのキャラクター指定ファイルを置いただけなのです。

なんて簡単なんだ。


アプリ自体は自動生成されたHello World表示アプリですけれど、肝はユーザー作成のキーボードレイウトファイルを使えるようにしてインストールする指定をXMLで追記していることです。これだけで、サンプルアプリをインストールすれば標準の設定画面から物理キーボードのレイアウト選択画面で選べるようになるという寸法です。

まず、マニフェストに宣言します。公式デベロッパーサイトの該当ページのサンプルコードや、y10gさんのソースの通りです。 applicationタグの下に、receiverタグをサンプル通りに挿入すればおっけーです。

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レシーバーで指定した@xml/keyboard_layoutsというリソースをresフォルダのxmlの下に放り込みます。
xmlフォルダごとファイルコピーすると、Android Studioから自動的に認識されました。

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つぎに、自分が放り込むキーボードレイアウトに名前を付けます。Andorid標準の設定アプリで、物理キーボードのレイアウト一覧を選ぶときに何という名前で表示するかの指定です。

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res/values/strings.xmlはアプリの名前だけ書かれて自動生成されていました。ここに行追加します。


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日本語で表示したい場合に、
res/values-ja/strings.xml
をコピーします。Android Studio上でヒントから編集していっても作れます。


あとは、肝心のキーボードレイアウトファイルです。
これは事前に作っておいたのを、
res/raw/chgkey1.kcm
というファイルでコピーしました。

ぼくはUSキーボードモデルです。このkcmもUSキーボード用で、一か所だけ「-」と「\」を入れ替える単純なものです。

日本語キーボードモデルは持っていないので作っていません。
Geminiキーボードアプリを、たぶんESファイルエクスプローラーあたりでapkにして、拡張子をzipに変えて、keyboard_layout_japanese_gemini.kcmあたりを抜き出してそれをカスタマイズすればいいんじゃないかと想像します。


ともかく、ぼくはよく使う長音を1キーで打ちたいために、バックスラッシュキーを押せばハイフンが出る、Fn+oを押せばバックスラッシュが出るという単純なキーの入れ替えだけのkcmファイルとしました。

ほかのキーレイアウトにしたときは、kcmファイルだけ書き換えて入れてビルドすればいいということです。
klじゃなくてkcmなので、装飾キーの入れ替えは制限がありま す。klはroot取って変更ですね。

さて、ビルドしてみます。

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ビルド通りました。


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デバッグ用のapkを作ってみます。
できました。なにそれこわい。
Dropbox経由でGemini PDAに入れます。提供元不明のあぶないアプリです。

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セキュリティ設定を変更しないとインストールできません。やばいもんだな。後で設定戻しましょう。

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特別なアクセス許可を必要としないそうです。


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インストールできてしまいました。やばいね。

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実行する必要はありません。キーボードレイアウトをインストールすることだけが目的のアプリなので。実行してもHello worldが表示されるだけですけれど。


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設定から「言語と入力」「物理キーボード」を開きます。
ぼくはATOKを使っているのでタップします。キーボードレイアウトの一覧がずらずら出てきます。


Screenshot_20180602074458

でたー。やったー。

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これでバックスラッシュとハイフンを入れ替えたキーボードになりました。

早速Jota+などで試してみます。


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うまくいきました。

配布するapkを作るためには、署名してリリース用のapkを作るみたいです。ドメインや名前、住所、パスワードなどを入れ、署名してリリースapkを作ってみます。
ふむふむ、


できました。

apkです。

「chgkey-test20180601.apk」をダウンロード

ソースです。

「chgkey1_20180601.zip」をダウンロード

というわけで、また一つ快適になりました。

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«Gemini PDA USキーボード版の標準レイアウト初期設定